行くゆく

全て 副詞
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  • 次右衛門さんの口ぶりじゃあ、行くゆくはお由ちゃんの婿にでもするような様子でした。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • この娘と行くゆくは一緒にするという約束もございましたが、いろいろの都合がありまして、娘も唯今では他人ひとさまのお世話になって居りますような訳でございます。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 和泉屋には子がないので、行くゆくは養子にしてくれるかと内々楽しみにしていると、主人の親類から清七という養子が来てしまったので、幾次郎はあてがはずれた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 行くゆく沿道の村落で聞く風説などにも、ずいぶん戒心かいしんを要するものがある。 吉川英治『新書太閤記(四)』より引用
  • その次男の幸之助はことし廿歳はたちで、行くゆくは黒沼の娘お勝の婿になるという内相談も出来ていたのであるから、この際早速にその縁組を取り結ぶことにした。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • はじめは住職に目をかけられていたので、行くゆくは金閣寺の住職にもなれるかと期待していたHは、自分の将来に絶望し、この上は自分の愛する国宝金閣寺に火をつけて、そのなかでもろともに焼け死のうと、昭和二五年七月二日の未明に火をつけたのである。 中村希明『犯罪の心理学』より引用
  • 詳しいことは判りませんが、関口屋へお由を引き取るに就いては、行くゆくは相当の婿を見付けて、それに幾らかの元手でも分けてやって、兄きの家を相続させると云うような約束になっていたらしい。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用