血腥い

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  • この血腥ちなまぐさい光景が、人間が生きてゆくことの背景には、間違いなくある。 夢枕獏『神々の山嶺 上』より引用
  • それにしても本当に血腥ちなまぐさい殺人仕事は、これで永久に終ったのだろうか? 宮本百合子『伸子』より引用
  • 先刻さっきから血腥ちなまぐさい風が、黒犬を発狂に近いたかぶりにさせたのかもしれない。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • あれから血腥ちなまぐさい出来事が多くあったせいか、記憶はひどくぼんやりしていた。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • しずるさんの言うことがあまりに血腥ちなまぐさすぎて、私もだんだん麻痺まひしてきた。 上遠野浩平『しずるさんと底無し密室たち』より引用
  • そんな血腥い風と一緒に、日本はどんどん戦争へ向っているような気がして仕方がない。 西村京太郎『浅草偏奇館の殺人』より引用
  • 医者として夫として当然といっても、あの鼻を衝く血腥さだけは忘れられない。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • 戦争を除けば血腥ちなまぐさい事件など、滅多に目にも耳にもすることのない寒村だ。 岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』より引用
  • しかしその男はあの血腥い事件の一々の部分に対する責任を持ってはいないかも知れない。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • このところは血腥い仕事もなく、漢殿は平穏な日々を送っている。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』より引用
  • それは前に襲撃をうけた高坂隊の一組などとは比較にならないほど血腥ちなまぐさい突風を持っていた。 吉川英治『上杉謙信』より引用
  • 併しその男はあの血腥い事件の一々の部分に対する責任を持つてはゐないかも知れない。 森林太郎『病院横町の殺人犯』より引用
  • 何か血なまぐさいお考えがあなたのお体をうちふるわしています。 シェイクスピア/大山俊一訳『オセロー』より引用
  • 血腥ちなまぐさい事件を口にしたのが昨日のことのようで、行楽の情報になると口調がまるで明るくなる。 泡坂妻夫『蔭桔梗』より引用
  • しかし明治の初年時代には、こういう類の血腥ちなまぐさい話はさして珍しくなかった。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • 平和に乏しい血腥ちなまぐさい戦場にあって、彼等はこうして短い平和を盗み取っていた。 石川達三『武 漢 作 戦』より引用
  • 後は血腥ちなまぐさい匂いのする方に向かって歩くだけだ。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • 薩摩の力が大きくなると王府は血腥ちなまぐさくなるのが常だ。 池上永一『テンペスト2 花風の巻』より引用
  • その客と云ふのは多分下手人ではあるまいが、少くもあの血腥い事件に或る関係を有してゐる人物なのだ。 森林太郎『病院横町の殺人犯』より引用
  • この作戦に関してドイツ軍による記録写真が残されているが、本格的な戦闘に発展しなかったため、戦闘の記録写真では多くなりがちな血腥いシーンはほとんどない。
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血腥い の使われ方