薄れる

全て 動詞
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  • すでに百数十年を生きてきた八環には、若いころ記憶きおくうすれている。 山本弘/下村家惠子/友野詳『妖魔夜行 真夜中の翼』より引用
  • 空気が変わると言えばいいのか、家自体が持つ特有の気が薄れてゆくのだ。 新田一実『妖鬼の呼ぶ声 霊感探偵倶楽部』より引用
  • こうして与志は夜が青白く薄れてくるまで浜辺の石に腰をおろしていた。 辻邦生『天草の雅歌』より引用
  • 関心の薄れた所有物であっても、他人に奪われることは許せないのである。 森村誠一『生前情交痕跡あり』より引用
  • 内部の炎はゆっくりと薄れ、ほの白くなり、かすかになって消え去った。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
  • 朝には見た夢を忘れても、夜の苦しみと悲しみがうすれることはない。 雪乃紗衣『彩雲国物語 外伝 2 藍より出でて青』より引用
  • 丸味を帯びた天井には、昔の絵の薄れた残りがほのかにまだ漂っていた。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』より引用
  • そんな事はないのだが、実際、危機感というものが薄れたのも事実だ。 奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd 櫻の夢』より引用
  • 八年間という歳月は長くて、あの頃の記憶は大部分が薄れてしまっている。 奈須きのこ『月姫 ひなたのゆめ(翡翠・グッドエンド)』より引用
  • その斑点が徐々に薄れていくのを見ながら、カークは緊張した声でいった。 ジェイムズ・ブリッシュ『01 宇宙大作戦 No1』より引用
  • 私たちの頭からは、すぐにその女たちのことは薄れてしまいました。 山田風太郎『魔群の通過』より引用
  • 薄れそうな指が富子ちゃんの体にかかったとたん、そこが白い光を放った。 小野不由美『悪霊シリーズ 2 悪霊がホントにいっぱい!』より引用
  • それは徐々に薄れ、鬼の声から人間でもある私の声に変わっていく。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 05 目明し編』より引用
  • すでうすれつつあるムア氏という一人の頑固者がんこものの記憶よりはるかに鮮明に。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • ようやくひたいの痛みがうすれてきたので、僕はあたりをあわてて見まわした。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第02巻』より引用
  • そう思ったとき、奇妙なことに、恐怖が薄れているのに私は気づいた。 皆川博子『聖女の島』より引用
  • 傷ついた肉体、薄れいく精神で、これ以上立ち続けることが出来るのか。 奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works TrueEnd Brilliant Years』より引用
  • 週刊誌を読んでいるうちに、かれの郵便物に対する関心は薄れてしまった。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • それと同時に痛みも消え、薄れかけていた意識がはっきりしてきた。 山本弘『サーラの冒険 3 君を守りたい !』より引用
  • 白くれた窓硝子まどガラスの向こう、少しだけきりうすれてきているのが見える。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ04 扉なき仮宿』より引用
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