薄れるよう

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  • そうなると、わたしまで坊っちゃんへの関心が薄れるようになりました。 エミリー・ブロンテ/岡田忠軒訳『嵐が丘』より引用
  • でも流石に25年も経てば記憶は薄れるようですぐに出てこないようです。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • しばらく経つと、煙草の煙が薄れるように、虫の群れがいなくなった。 北村薫『覆面作家の夢の家』より引用
  • 記憶が薄れるような遠い昔のことではない。 阿久悠『瀬戸内少年野球団』より引用
  • 彼がそばにいてくれれば、不安もうすれるような気がする。 三上延『シャドウテイカー2 アブサロム』より引用
  • 食事が不規則なために胃が悪いのと時々頭がボンヤリして意識が薄れるような気がすることがある。 三好十郎『炎の人——ゴッホ小伝——』より引用
  • ちょうど、ドップラー効果で、ある一点を通りすぎた列車の汽笛が急に薄れるように。 エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』より引用
  • 単純に容子の電話番号を教えてもよかったのだが、それでは自分への有難みが薄れるような気がするのだ。 林真理子『短篇集 少々官能的に』より引用
  • しかしながら、日は暮れていくのに、この可能性は、しだいに薄れるように思えた。 バローズ『火星シリーズ07 火星の秘密兵器』より引用
  • 森戸が過去の追憶の中に入っていくとき、わたしは、彼が不透明な影に包まれ、わたしとの絆が薄れるような気がした。 皆川博子『水底の祭り』より引用
  • ずらりと何階にも重なる窓からは明るい光がさして、この夕やみまで薄れるようである。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅠ』より引用
  • やみが薄れるように、本体から黒い色素が失われだした。 大沢在昌『悪夢狩り』より引用
  • しかし、わが子が犬よりも可愛いと思うようになると、その不安も暗さも、だんだん薄れるようになった。 坂口安吾『人の子の親となりて』より引用
  • どうも洋の東西をたがわず酒がはいると用心が薄れるようだ。
  • 現に目の前の香炉の火や、インド人の婆さんの姿でさえ、気味の悪い夢が薄れるように、見る見る消え失せてしまうのです。 芥川龍之介『藪の中・将軍』より引用
  • 有効期間は6~12ヶ月であり、衣替えの時期に合わせ薬剤の有効作用が薄れるように量が調節されている。
  • 現に目の前の香炉の火や、印度人の婆さんの姿でさえ、気味の悪い夢が薄れるように、見る見る消えせてしまうのです。 芥川竜之介『アグニの神』より引用
  • トゥラーンでは、アルスラーンのように、有能な臣下の前で影が薄れるような人物が王になることなどありえぬ。 田中芳樹『アルスラーン戦記05』より引用
  • ただし、せかせかと前のめりに歩いたり、その下駄を波津子が穿いたりしたのでは効果はかなり薄れるようであった。 塩田丸男『天からやって来た猫』より引用
  • これ以上大きいと、回らない可能性ばかりを考えて作業のやる気が失せるし、小さければ、しょせんは子供のおもちゃという気が先にたって緊張感が薄れるようだった。 南木佳士『ダイヤモンドダスト』より引用
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