薄々聞い

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  • 私はこの署長さんが仲裁の労を取ろうとしていることを薄々聞いていた。 島崎藤村『千曲川のスケッチ』より引用
  • 俺は汝が去年の夏結婚したという話は薄々聞いていた。 伊藤野枝『出奔』より引用
  • 何か途方もない大きな事件が起きて、幸徳を始め大勢拘引されたということは薄々聞いていた。 大杉栄『獄中記』より引用
  • いやお名だけは薄々聞いておる。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • と広間で不動さまへお百度を踏んで居りましたが、先程からの様子を薄々聞いて居りましたから、涙ぐんで出てまいり。 鈴木行三『粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)』より引用
  • 氏富は、いい出したものの、薄々聞いていた彼女の身の上に、ひどく気の毒な心地もして、どう慰めたものかと案じるように、貧しげな手文庫を寄せて、何かつつんでいた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用