薄々察し

24 の用例 (0.00 秒)
  • 彼が前から薄々察していたことは、どうやら事実のようであった。 ホーガン『ガニメデの優しい巨人』より引用
  • ひろみはそのことを自分の胸に納めておいたが、しのぶは薄々察していた。 江川紹子『私たちも不登校だった』より引用
  • 姉は薄々察しているらしく、最近ではなにかというと原を持ち出す。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 03 5121小隊 決戦前夜』より引用
  • しかし私は父の症状については薄々察しがついていた。 東野圭吾『殺人の門』より引用
  • との申し入れが、何を意味しているのかは、薄々察しておられたのだろうと思われます。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三』より引用
  • この少女が何やらいろいろ訳ありらしいことは薄々察うすうすさっしている。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 04』より引用
  • その人物の名前までは兄は明かさなかったが、美奈代にはそれが誰であるか薄々察しがついた。 今邑彩『双頭の蛇(「蛇神」シリーズ第3巻)』より引用
  • それは彼がこれから人生という長い階段を踏みあがっていくためにも、どうしても必要なことなのだろうとは、話を聞いているうちに薄々察しがついた。 大崎善生『孤独か、それに等しいもの』より引用
  • 昨日、私が電話したときの沈黙から、今日会う意味を薄々察してくれているかと思っていたが、そんな様子は窺えなかった。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • 果たせぬことと薄々うすうす察して、それでも、恋しさの駆るままに帰ろうとした。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第15巻』より引用
  • その頃になると柊子の気持も薄々察していた。 高橋克彦『前世の記憶』より引用
  • つまり、誰だって、ホステスの家庭の事情くらい薄々うすうす察しているとは思うんですけど、その背景を現実の問題としては見たことないから遊べるんですよ。 曾野綾子『太郎物語』より引用
  • それは私も薄々察していたが、その桐沢という人にも、又その次男という人にも、これまで懸け違って一度も出逢ったことはなかったのである。 岡本綺堂『深見夫人の死』より引用
  • 小さな素人写真だが、うしろから顔をつき出すようにしている、それは化粧の下に薄々察しられた、まぎれもないおキミちゃんの素顔であった。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • 事情を薄々察したように、深谷は由希を連れて宿泊棟に行く。 篠田節子『ハルモニア』より引用
  • 灼眼しゃくがんの少女の振るっていた大太刀おおだちが、その有名な物刀ものがたなということは、薄々うすうす察していた。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第03巻』より引用
  • 思えば薄々察してはいたのだ。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.2 「王たちの狂宴」』より引用
  • それは半七も薄々察していた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • そういう性格の男ではないし、正俊もこの快男児には心を許していたところがあって、大老になってのちも、しばしば本音をこぼしていたことを、みな薄々察していたのである。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • かれも共犯者であるらしいことは御用聞きも薄々察したであろうが、密告の功によって彼は自由に土地を立ち退くことが黙許された。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 次へ »