蓋し

全て 副詞
664 の用例 (0.01 秒)
  • 三町はけだし遠い道ではないが、身体からだも精神も共にいたく疲れて居たからで。 泉鏡花『星あかり』より引用
  • 蓋し超歴史的対象を持つ数学がそれ自身又歴史的存在であるのだから。 戸坂潤『イデオロギーの論理学』より引用
  • 蓋し価値は常に人間によって評価されることを絶対に必要とするから。 戸坂潤『科学方法論』より引用
  • 蓋し動機は自らを云い現わし尽すことが出来ない性質を有つからである。 戸坂潤『イデオロギーの論理学』より引用
  • ちやうけだとほみちではないが、身體からだ精神せいしんともいたつかれてたからで。 泉鏡花『星あかり』より引用
  • 蓋しそれほど彼の死は社会の好奇心を誘う事件であったからであろう。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 蓋しイデオロギーは決して形式論理的には処理出来ないように出来ている。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • 支倉に会う事の気が進まなかったのは、蓋し虫が知らしたのであろうか。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • その平生ふだんおこないは、けだし無言にして男の心を解くべきものがあったのである。 泉鏡花『黒百合』より引用
  • 之に対する復讐としてはけだし甚だ適切だったと云うべきでありましょう。 浜尾四郎『彼は誰を殺したか』より引用
  • 米友が竜之助に疑いをいだきはじめたのは、けだしこの時からのことであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • どうしてそんな変なものができたというなら、そいつはけだし簡単だ。 宮沢賢治『楢ノ木大学士の野宿』より引用
  • どうしてそんな変なものができたといふなら、そいつはけだし簡単だ。 宮沢賢治『楢ノ木大学士の野宿』より引用
  • 蓋しさういふ事があるかも知れないが、恐らくそれは稀有の例であらう。 戸川秋骨『翻訳製造株式会社』より引用
  • 蓋し我古代生活に於て、最偉大なる信仰の対象は、やはり太陽神であつた。 折口信夫『髯籠の話』より引用
  • けだしラヴクラフトの書いた小説に半端はんぱでない力が蔵されているのであろう。 酒見賢一『墨攻』より引用
  • けだし氷河期の災禍は世界の有する工業力とは桁ちがいに激甚なのである。 海野十三『予報省告示』より引用
  • もし、十中七八まで来たるべきを知るときは、けだし来たるべしという。 井上円了『妖怪学』より引用
  • 蓋し言葉は概念から独立に理解することは出来ないであろう。 戸坂潤『空間概念の分析』より引用
  • 蓋し進化学とは、形態学乃至生物学の、最も高い形式であるように見える。 戸坂潤『現代唯物論講話』より引用
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