蒼白い頬

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  • 部屋のなかから顔を出した細君は代助を見て、蒼白あおじろい頬をぽっと赤くした。 夏目漱石『それから』より引用
  • 部屋のなかから顔を出した細君は代助を見て、蒼白あをじろほゝをぽつと赤くした。 夏目漱石『それから』より引用
  • 部屋のなかから顔を出した細君は代助を見て、蒼白あおじろほおをぽっと赤くした。 夏目漱石『それから』より引用
  • 彼女は再び火の上に差し延べた手を返して蒼白あおしろほおを二、三度でた。 夏目漱石『道草』より引用
  • 蒼白あおじろい頬に血をのぼし、お信は必死の眼で夫を見つめてうなずいた。 山田風太郎『忍法落花抄』より引用
  • 彼女の蒼白い頬には、瞳のあたりまでくれなゐの色が上つてゐた。 素木しづ『幸福への道』より引用
  • 辰子は蒼白いほおの底にかすかな血の色を動かして、しとやかに束髪そくはつの頭を下げた。 芥川竜之介『路上』より引用
  • 彼は卑弥呼の頭の傍へ近寄って片膝つくと、両手で彼女の蒼白あおじろほおなでてみた。 横光利一『日輪』より引用
  • そうしてそれをながめながら、蒼白あおじろほおにいつまでも、幸福らしい微笑びしようを浮かべていた。 芥川龍之介『杜子春・南京の基督』より引用
  • 黒い睫毛の影の濃い青い眼は同じだし、蒼白い頬も同じだった。 コクトー/佐藤朔訳『恐るべき子供たち』より引用
  • その蒼白い頬に浮かんでいる軽蔑を、陽子は苦しいほど感じて見ることがあった。 宮本百合子『明るい海浜』より引用
  • そうしてそれを眺めながら、蒼白い頬にいつまでも、幸福らしい微笑を浮べていた。 芥川竜之介『影』より引用
  • ふだん蒼白い頬に赤みがさして、高志はどうでもよいことをよく喋った。 山本道子『ベティさんの庭』より引用
  • しかし彼女の、以前の蒼白い頬は、別人のように美しい血色をとり戻していた。 山田風太郎『地の果ての獄(下)』より引用
  • 竹人形の話をする時は、玉枝の蒼白あおじろほおに紅がさしたのを喜助は見のがしていない。 水上勉『雁の寺・越前竹人形』より引用
  • 自分は彼女の蒼白あおじろほおの色を炎のごとくまぶしく思った。 夏目漱石『行人』より引用
  • 辰子は蒼白あおじろほおの底にかすかな血の色を動かして、しとやかに束髪そくはつの頭を下げた。 芥川龍之介『舞踏会・蜜柑』より引用
  • 玄児は微苦笑を蒼白い頬まで広げ、私の心の内を見通そうとするように目を細めた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • 見れば蒼白いほおの底にも、眼に見えないほのおのような、切迫した何物かが燃え立っている。 芥川竜之介『母』より引用
  • 彼の蒼白い頬は、自分のした仕事を私が知っていると云うことをきいて、嬉しさで紅く輝いた。 三上於菟吉『入院患者』より引用
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蒼白い頬 の使われ方