蒼白い男

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  • 眼の大きい蒼白い男、充分激情的で、そして臆病そうでもあります。 野村胡堂『銭形平次捕物控 18』より引用
  • 色の蒼白い男だが、ペラペラと喋る唇はへんに濁った赤さだった。 織田作之助『世相』より引用
  • 四十前後の色の蒼白い男だった。 織田作之助『夜の構図』より引用
  • そこへ、「西にし」といふいろ蒼白あをじろをとこてきて、一抱ひとかかきだして自分じぶんまへつてくる。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 01 20080623』より引用
  • 蒼白あおじろい男の手首が彼女のまわりで生きているように動き、はずみでその指先が彼女の乳首に触れた。 吉村達也『南太平洋殺人事件』より引用
  • 年齢は三十五歳ほど、腺病質な痩せた蒼白い男だった。 豊島与志雄『必要以上のもの』より引用
  • 色のあお白い男が蒼くなると、そういう色になる。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
  • 立ちどまってのぞくと、痩せた蒼白い男が、二本の刀身を両手に持って、余念もなくしげしげと眺め入っているのであった。 山田風太郎『姦の忍法帖』より引用
  • みな、息をのんで見まもる中に、まずザンバラ髪が見え、蒼白い男の首が現われ、ハッピ、腹掛はらがけ股引ももひきを着てあぐらをかいた姿が浮きあがって来た。 山田風太郎『警視庁草紙(上)』より引用
  • 衛生班長と呼ばれる蒼白あおじろい男が、押出されるふうに当惑しながら、 「今日は、ちょっと大事なか動議の出とりますやなあ」 「ほーう」と一座はしずまった。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用

蒼白い男 の使われ方