蒼白い横顔

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  • その蒼白い横顔を見た時に、雄吉はすぐそれが青木であることを知った。 菊池寛『青木の出京』より引用
  • 蒼白い横顔にその時、薄暗い翳りが射したように見えたのは、たぶん気のせいではあるまい。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • 蒼白い横顔は月のせいばかりではない。 平岩弓枝『鏨師』より引用
  • その肩にほおを寄せかけるやうにして、うつとりと祭壇の方を見あげてゐる蒼白あおじろい横顔が、姉さまだといふことはすぐ分りました。 神西清『死児変相』より引用
  • もっとも後は向いたと云う条、地味じみ銘仙めいせんの羽織の肩には、くずれかかった前髪まえがみのはずれに、蒼白い横顔が少し見える。 芥川竜之介『母』より引用
  • エリザベートは、睫毛のあいだから、ほの暗いランプの下にある弟の蒼白い横顔を凝視していた。 コクトー/佐藤朔訳『恐るべき子供たち』より引用
  • 美しいが、しかしやつれ果てて、痛々しい位、蒼白い横顔だった。 織田作之助『道なき道』より引用
  • その蒼白い横顔は、澄みきっていて崇高であった。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(下)』より引用
  • もっとも後ろは向いたという条、じみな銘仙めいせんの羽織の肩には、くずれかかった前髪のはずれに、蒼白あおじろい横顔が少し見える。 芥川龍之介『藪の中・将軍』より引用