落ち着けるよう

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  • 蒋実は筆を置き、自分を落ち着けるようにゆっくりと茶杯に口をつけた。 仁木英之『薄妃の恋 僕僕先生』より引用
  • すると青年は、自分自身の気持を落ち着けるように言った。 アレクサンドル・デュマ/鈴木豊訳『赤い館の騎士(下)』より引用
  • 大野は私の気持を落ち着けるように低い声で続けた。 高橋克彦『私の骨』より引用
  • 深刻な表情で言うと、父は、気を落ち着けるようにブランデーのグラスを傾けた。 新堂冬樹『ある愛の詩』より引用
  • どうも君の様子を見るのに、此の頃少し興奮して居るようだから、成るべく神経を落ち着けるようにし給え。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • この点、私自身も例外ではなく、私の体のなかには一種の適応性というか、草の生えているところなら、どこにでも落ち着けるような感覚があって、私もある意味では、ここの土地者である。 ハドスン/水嶋正路訳『ある羊飼いの一生』より引用
  • どうも君の様子を見るのに、この頃少し昴奮しているようだから、なるべく神経を落ち着けるようにしたまえ。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • リュウジが事切れているのを確認すると荒くなった呼吸を落ち着けるようにミキは一度深く息を吸った。 乙一『ZOO』より引用
  • エーブは深呼吸をはさんで、気を落ち着けるように静かに付け加えた。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅴ』より引用
  • 石川麻呂は気持を落ち着けるように腕を組んだ。 黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(下)』より引用
  • もっともここ三十年、若い連中をお客にしたことは一度もなかったし、家からの仕送りがよっぽど乏しければ別だが、若い身空でいて腰が落ち着けるような下宿屋でもまたなかった。 バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』より引用
  • 自分を落ち着けるように、やけに時間をかけて一服めを吸うと、ゆっくりと煙を吐き出した。 新田一実『時の迷宮の舞姫 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 背の高いシスターは背の低いシスターをにらんで黙らせると、自分の気持ちを落ち着けるように口の中でブツブツと何かをつぶやき始める。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第07巻』より引用
  • もはや遊牧生活では立ち行きが難しくなったナバテア人はその頃から定住生活に移行を始め、エドム人の住むペトラに腰を落ち着けるようになり、紀元前168年にナバテア王国が誕生した。
  • ホークアイはマキシー・ネビル博士のキャディラックのコンパーティブルに近づきながら気を落ち着けるように自分に言ってきかせた。 リチャード・フッカー『マッシュ 続』より引用