落ちこむこと

27 の用例 (0.00 秒)
  • この落し穴に落ちこむことを、私はまったく偶然のでき事によってのがれたのであった。 ポー/佐々木直次郎訳『アッシャー家の崩壊』より引用
  • この落穴に落ちこむことを、私はまったく偶然の出来事によってのがれたのであった。 ポー・エドガー・アラン『落穴と振子』より引用
  • 晩年も、紫の上を失った光源氏のようにはどーんと落ちこむこともなく、しっかりとした心と体で迎えたようだ。 大塚ひかり『源氏の男はみんなサイテー ―親子小説としての源氏物語』より引用
  • そんなに落ちこむことなんかないよって、わたし、いいたいの。 西野かつみ『かのこん 第08巻 ~コイビトたちのヒミツ~』より引用
  • 私を待っていた恐ろしい苦しみのなかで、また、わが晩年の日々に落ちこむことになった信じがたいような境遇のなかで、私はいったいどうなっていたことだろうか? ルソー/太田不二訳『孤独な散歩者の夢想』より引用
  • だからルスと離婚すれば僕は窮地に落ちこむことになるんです。 クリスティ/松本恵子訳『青列車殺人事件』より引用
  • 彼女の出現によって、〈くず〉は、完全なる混乱へと落ちこむこととなる。 西野かつみ『かのこん 第10巻 ~おわりのはじまり~』より引用
  • リディアさん、それなら恋の悩みをあなたが解決できなくても、落ちこむことはないわ。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第08巻 駆け落ちは月夜を待って』より引用
  • 愛してゐるといふ言葉が全的に当てはまらないとするなら、とにかく二人が肉体関係に落ちこむことは不自然でない状態だと言ひ直しませう。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • そしてひとり取り残された絶望に落ちこむことが、我ながら奇妙なほどに尠いのだつた。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • 登場人物が彼には不幸なことに共感し得ない情念にまどわされてはなはだしく不道徳な行為に落ちこむことが歴史家の罪だろうか? スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(上)』より引用
  • その瞬間はその瞬間で、肉体のよろこびを感じていてその方にも相当にひかれるのだったが、そのあとで、なにか罪を犯したような精神的な虚脱感に落ちこむことからのがれられないの。 田村泰次郎『肉体の門・肉体の悪魔』より引用
  • 健康のしるしは、うつらうつらしたままでいることができず、ただちに眠りに落ちこむことである。 アラン/宗左近訳『幸福について(上)』より引用
  • わたしの心は、足を踏みはずして、その混沌のなかに落ちこむことを考え、戦慄をおぼえた。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』より引用
  • その一家と縁組すれば、ぼくはそれなりの生活様式に否応なしに落ちぶれ、ぼくの書物や研究から引きはなされ、社会的な意味では下層階級に落ちこむことになるだろう。 ビアス『ビアス怪異譚(2)』より引用
  • そんなに落ちこむことだろうか。 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』より引用
  • 落ちこむことはあっても、ルフィは決してあきらめないし、どんな巨大な敵にもバカ正直に立ち向かっていく。 伊豆平成『PATRONE1 護民官ルフィ&ワイリー』より引用
  • 月は十一キロメートル毎秒の深さがある引力の井戸のふちに坐っており、その中に落ちこむことから僅か二・五キロメートル毎秒の高さのとめ綱で守られている。 ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』より引用
  • もしまた捲き上げるようなことがあっても、高く捲き上がらせて、しばしば人々の頭の上や、国王や皇帝の冠の上や、時には高い屋敷や、そそり立つ塔の上にはこんでいって、そこから落ちるとしても、それが初めに捲き上げられたもとのところよりも下に落ちこむことはできません。 ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(中)』より引用
  • 時には、その黒い巨星のあまり近くに彗星が迷いこんできて、その輪の中に叩きこまれたり、何千マイルもの厚さの大気の中に落ちこむこともあった。 ニーヴン&パーネル『悪魔のハンマー〔上〕』より引用
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