荒唐無稽なる

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  • この荒唐無稽なる教育、生と死とがたがいに肯定しあう教育は、では、どんなふうにして可能か。 蓮實重彦『表層批評宣言』より引用
  • 「作品」を荒唐無稽なる過剰に仕立てあげる「方法」が用意されているわけでもない。 蓮實重彦『表層批評宣言』より引用
  • と「荒唐無稽なる」「悪質な流言」と記載があり、日本政府はそうしたデマを民族主義者による反日謀略とみなしていた可能性も指摘されている。
  • そうではなく、この捏造された境界線を信仰することがなくなった瞬間、可視、不可視を問わず制度のいっさいがけたたましく戯れあう荒唐無稽なる力学として、いわば装置の過剰なる機能として演じられる徹底した無責任、積極的な不実性をおいてないだろう。 蓮實重彦『表層批評宣言』より引用
  • それは、視覚的な比喩を制度化することで思考を身振りから引き離し、同時に愚鈍さともなりうるあの聡明さを「知」に置きかえることで、荒唐無稽なる体系を希薄な秩序として語りつぐ抽象的な物語でしかないのだ。 蓮實重彦『表層批評宣言』より引用
  • みそぎや、神風や、かかる荒唐無稽なるものを以てすべてに勝れりとなす固陋卑怯の政治家、職業的精神主義者、神がかり的狂信者どもなり。 山田風太郎『戦中派不戦日記』より引用
  • 朝鮮では「挺身隊」を「慰安婦」の意味で使う事例は、1946年の新聞記事にみられ、1944年7月の朝鮮総督府官制改正の資料には、「未婚の女性が徴用で慰安婦にされるという『荒唐無稽なる流言』が拡散している」という記述があり、戦前から「混同」されていた様子が伺える。
  • そして、みずからをいっせいにおしひろげ世界の荒唐無稽なる無表情と合一し、そのすみずみにまで自分自身を拡散させる。 蓮實重彦『表層批評宣言』より引用
  • 「認識がなお浅く、勤労報国隊の出動をも、等しく徴用として嫌がり、一般労務募集に対しても、忌避逃走し、あるいは、不正暴行の行動に出る者あるのみならず、 「『未婚女子は必ず徴用され』、中には、『これらは慰安婦にされる』」かのような、荒唐無稽なる流言が巷間に伝わる」といった記述がある。