荒唐無稽である

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  • 少年たちの証言は荒唐無稽であり、裁判で有効になった物は一つもなかった。
  • 神話の内容は確かに全く荒唐無稽であるが、それ以上の事も以下の事をもするわけではないのである。 山口昌男『道化的世界』より引用
  • 二つの国が互いの全領土に対する主権を共有する点では、国際法上荒唐無稽である。
  • かわりに話を聞いたダンビー伯は荒唐無稽であると一蹴した。
  • 火星シリーズのストーリーは単純にして荒唐無稽である。
  • 姿の見えない人間が、家の門を出たりはいったりしてるということは、それが荒唐無稽であるだけに一層気味悪いように思い做された。 豊島与志雄『白日夢』より引用
  • 初期公開の6種類の技、およびそれ以前の技として公式ホームページで紹介されているものは、荒唐無稽でありながらも、もしかしたら実現可能なのではないかと思わせる適度なリアリティが魅力であった。
  • 近松の時代ものは世話ものよりも勿論荒唐無稽くわうたうむけいである。 芥川竜之介『文芸的な、余りに文芸的な』より引用
  • だがその瞬間、荒唐無稽であると同時に危険をもはらんだおどろくべき邪魔ものが、二人の対決を中断させた。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
  • 現代でも、なんでもない受け答えに自分の凝った物を引用してしまう人は多く、この噺は決して荒唐無稽であるとは断言できない。
  • 元来荒唐無稽であるとかないとかは、精神界だけに止まっている限り問題にもならぬのであって、どんな妄想を懐こうとその内容が純精神的なものに限定されていれば、決して狂人とは認められない。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • いつの時代でもそうであろうが、一地方の崇拝の的になるような教祖的人物に関する口碑伝説のたぐいは、あまりにも、荒唐無稽である。 柴田錬三郎『(柴錬立川文庫4) 忍者からす』より引用
  • そして男の云うことは、すべて彼女に取って信じられないほど不思議で耳新しく、それも全然荒唐無稽であるなら、正確に相手を批判することも出来たが、彼の云うことは突飛ではあっても、まんざら一つの系統がないことはないので、余計に判断に苦しんだ。 妹尾アキ夫『凍るアラベスク』より引用
  • これは一見はなはだ荒唐無稽こうとうむけいであるけれど、これでなかなか示唆に富んだ未来小説だと作者自身はひとりでおそろしがっている次第である。 海野十三『『十八時の音楽浴』の作者の言葉』より引用
  • ましてや現代刀工による鎌倉期の写しが国宝に指定されているなどというまことしやかな噂は荒唐無稽である。
  • 聞くからに荒唐無稽こうとうむけいである。 泉鏡花『雪柳』より引用
  • 空想に終始したものであって、荒唐無稽こうとうむけいであることはいうまでもないが、科学に趣味を持つ者にとって、このような表題について想をることはことほか愉快なものである。 海野十三『『地球盗難』の作者の言葉』より引用
  • ところで、荒唐無稽であるが、この妙チキリンな一語は、芸術の領域では、さらに心して吟味すべき言葉である。 坂口安吾『FARCE に就て』より引用
  • あくまで故障品であり、「動作するかもしれない」「美品かもしれない」という妄想は荒唐無稽である。
  • 聖書が荒唐無稽であるのはごく当りまえのことであるし、この現実の不条理は、幾分の倦怠とともに、半ばいやいやながら、しかし肯定せざるを得ないと考えているにすぎない。 石原吉郎『望郷と海』より引用
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