荒々しい

全て 形容詞
2,146 の用例 (0.02 秒)
  • 荒々しい心にもさすがに音楽はいいものであると知っているのであろう。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 興奮しているせいか体の動きも口調も肉体労働者のように荒々しかった。 柳美里『タイル』より引用
  • この酒が醸される島は故郷の海に似た荒々しい海にかこまれているという。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える2』より引用
  • あの人は私に、息子を連れてすぐ家を出て行けと、荒々しく申しました。 フーリック/大室幹雄訳『中国迷路殺人事件』より引用
  • こう言って、父は背を向けたまま荒々しく扉をしめて、出て行きました。 デュマ・フィス/石川登志夫訳『椿姫』より引用
  • 僕が私かに期待したものは、混乱の中に生れ出る荒々しい生気であった。 竹内好『近代の超克』より引用
  • そして、荒々しい手が自分をつかんで、どこかに運んで行くのを感じた。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(下)』より引用
  • 何か荒々しいものを内にもっていて、そして表面うすぼんやりしていた。 豊島与志雄『潮風』より引用
  • 君の言うとおり、証人たちは荒々しい声については意見が一致していた。 ポー・エドガー・アラン『モルグ街の殺人事件』より引用
  • 私が図らずも荒々しい音でもたてたのか母が先に気づいて声をかけた。 牧野信一『熱い風』より引用
  • 彼の存在を示す音のリズムが少し早くなり、荒々しいものとなっている。 水野良『ロードス島戦記 2 炎の魔神』より引用
  • 暗く陰惨な荒々しい彼の作品の中では、一つの例外ということができる。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • 相手が荒々しく野獣になるのではないかという最初の不安も消え去った。 泡坂妻夫『湖底のまつり』より引用
  • テーブルの上に金貨を投げ置き、わざと荒々しい足音をたてて出て行く。 菊地秀行『吸血鬼ハンター別巻01 D-昏い夜想曲』より引用
  • 言っても無駄だとは知りながらも、荒々しくバーブリイに言葉をかけた。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『02 最終作戦』より引用
  • このときに、誰も来るはずのない部屋の扉に、荒々しい乱打の音がした。 陳舜臣『秘本三国志 03 (三)』より引用
  • その声は荒々しくしわがれていて、二人の女は男の声をきいたような気がした。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 夫人は蒼白な顔をして荒々しい呼吸に全身をふいごのようにはずませていた。 海野十三『十八時の音楽浴』より引用
  • むしろ男からの荒々しいまでの愛のしるしを期待していたようだった。 石川達三『青春の蹉跌』より引用
  • そのとき、急に荒々しい足音がして一人の尼僧が部屋へ飛び込んできた。 高殿円『銃姫 01 Gun Princess The Majesty』より引用
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