茫然自失する

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  • あのとき彼女も茫然ぼうぜん自失したように車の去った方角に視線を向けていた。 森村誠一『異型の街角』より引用
  • 三十分後、居間でアドリエンヌの話を聞いた両親は、茫然自失ぼうぜんじしつしていた。 橘香いくの『ブランデージの魔法の城1 魔王子さまの嫁取りの話』より引用
  • お兼はもう茫然ぼうぜん自失して、声も立てず夫のかおを見まもるばかりである。 五味康祐『いろ暦四十八手』より引用
  • あまりの驚きに茫然自失して、しばらくは答えることもできなかった。 モーパッサン/新庄嘉章『ある女の告白』より引用
  • この事件で大きな衝撃を受けた具栄は数ヶ月間を茫然自失して過ごす。
  • 私の場合は、茫然自失したという言葉が一番あてはまっていると思います。 大倉燁子『消えた霊媒女』より引用
  • 中将が中国地方の全軍を指揮する立場となって、茫然自失しているのはわかる。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 12 山口防衛戦』より引用
  • 後に子供の手を引いた主婦が茫然ぼうぜん自失したように立ちつくしていた。 森村誠一『異型の街角』より引用
  • 通常空間に再突入したある艦隊はそこが天狼星シリウスであることを知って茫然自失した。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • しかし、かれらは茫然自失しているいとまものこされてはいなかった。 栗本薫『グイン・サーガ 005 辺境の王者』より引用
  • 十五歳の異母兄が茫然自失していたために、お秋の子は死んだ。 平岩弓枝『御宿かわせみ 05 幽霊殺し』より引用
  • 突然の出来事に茫然自失ぼうぜんじしつしてる白雪しらゆきはピンと来てないみたいだが、俺は分かったぞ。 赤松中学『緋弾のアリア 第02巻』より引用
  • 茫然自失ぼうぜんじしつしてホテルルームに戻ると、一緒に来ていた親友の美保がいた。 森瑤子『ドラマティック・ノート』より引用
  • 少女は、彼をみると茫然自失して、何もすることが出来なかった。 カヴァン『氷』より引用
  • お前が香港から出した手紙を読んで茫然ぼうぜん自失するの他はなかったと書いてよこした。 島崎藤村『新生』より引用
  • 善兵衛もあまりのことに茫然自失し、気が抜けたように土蔵の中でへたり込んだままだった。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • 彼は、その茫然ぼうぜん自失したような人の言葉の意味を聞き流せなかったことを覚えている。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • だが、ロザリが茫然自失ぼうぜんじしつして、動かないので、ジャンヌは父親を呼んだ。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • 茫然自失していた妻を、そのときいきなり黒い影がかすめました。 森村誠一『自選恐怖小説集 人間溶解』より引用
  • 信じられない悪夢を信じないまま茫然自失しているのである。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用