苦しい

全て 形容詞
8,732 の用例 (0.02 秒)
  • この歌に顕われたよりもまだ私の苦しく感じた事は一通りではなかった。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 翌日の十時頃彼女は、寝てるのが苦しいから坐ってみたいと云い出した。 豊島与志雄『幻の彼方』より引用
  • 野枝はこの数日来の神経の疲れが一時に出て起きているのも苦しかった。 瀬戸内晴美(寂聴)『美は乱調にあり』より引用
  • 私は自分で苦しくてならないのですけれど、そうなるわけがあるのです。 倉田百三『青春の息の痕』より引用
  • 笑って二階へはあがって来たけれども、横になったらやっぱり苦しいの。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 午後七時になって、急に苦しくなって、やりかけていた実験を中止した。 海野十三『街の探偵』より引用
  • 反対にお台所のほうは日一日と苦しくなってゆくことが仕方なかった。 正岡容『小説 円朝』より引用
  • 苦しい呼吸の間から父はようやくこれだけのことをいって横になった。 有島武郎『星座』より引用
  • 恋人とは、面影を描くだけで胸が苦しくなるものだと聞いているのだが。 荻原規子『西の善き魔女3 薔薇の名前』より引用
  • 敵も味方もこの花を友として、苦しい塹壕生活を続けていたのであろう。 岡本綺堂『ランス紀行』より引用
  • こういうことを考えるとわたしは苦しくて、ほんとうに死ぬ思いですわ。 ドストエフスキー/北垣信行訳『貧しき人びと』より引用
  • だのに、このことだけは、心にもないことを言うのが苦しくてならない。 海音寺潮五郎『天と地と(一)』より引用
  • 彼はその場になって、かすかにでもそう感ぜねばならぬのが苦しかった。 有島武郎『星座』より引用
  • 軍艦一隻に何百万円という金がかかるので、国の財政が苦しくなります。 豊田穣『飛行機王・中島知久平』より引用
  • 少年に何とあやまってよいか、老人の立ち場はひどく苦しいのであった。 海野十三『少年探偵長』より引用
  • のどは乾いて居るし、息は苦しいし、この際の旨さは口にいう事も出来ぬ。 正岡子規『くだもの』より引用
  • 兄の半左衛門が家督を継ぐが、その生活は苦しかったと考えられている。
  • 都市の労働者の生活も苦しく、その日のパンにも事欠くありさまだった。 山下丈『ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代』より引用
  • ぼくはきみの苦しい立場は十分に同情する、けれど一こうしてくれたまえ。 佐藤紅緑『少年連盟』より引用
  • おそらくその前にもう胸が苦しくなり、自分の故郷に帰って来ようから。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(上)』より引用
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