苦い

全て 形容詞
4,036 の用例 (0.01 秒)
  • こうなってはさすがのアインシュタインも苦い顔をしている事であろう。 寺田寅彦『アインシュタインの教育観』より引用
  • もういやというのは余り生活の苦しさや、彼女の助力の必要を理解した。 宮本百合子『粗末な花束』より引用
  • それを考える苦しさを紛らわす為に、私達は酒を飲んだのかも知れない。 豊田穣『南十字星の戦場』より引用
  • 日本人にとって長いそして苦い思いもある百五年を、私は回想していた。 豊田穣『飛行機王・中島知久平』より引用
  • 苦い笑顔でそう聞かされても、こちらはとても笑う気にはなれなかった。 石原慎太郎『遭難者』より引用
  • やはり、苦い薬も自分にまわってくれば飲まなければなりませんからね。 クリスティ/西川清子訳『ナイルに死す』より引用
  • そして西日に向う熱そうなこわい大きい顔に苦しそうな汗が流れている。 宮本百合子『ピムキン、でかした!』より引用
  • 昨日は例外に終日起きていたせいか夫人は苦しがって横になっていた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 二人は、過去の苦い記憶を悉く忘れて、本当の姉妹のやうに愛し合つた。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • 実際又その質に於て、ああいう苦しさは初めてであるのも実際ですが。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 生産者は消費生活と縁がなく、消費者は生産生活の苦しさを知らない。 永井隆『この子を残して』より引用
  • 苦い後悔と一緒に、その気持ちはずっと残っていくのかもしれなかった。 三上延『シャドウテイカー1 黒の彼方』より引用
  • 船は首を上げたり下げたりしつつ夕日に向って苦しげに進んでいった。 横光利一『旅愁』より引用
  • しかしいくら理由が通っていても、殺される者の苦しさは同じである。 菊池寛『三浦右衛門の最後』より引用
  • それが早く死にたいと言ったのは、苦しさに耐えなかったからである。 森鴎外『高瀬舟』より引用
  • 実際的な、又は肉体的な苦しさは、あまり無かったのではないだろうか? 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • 女は、警部の腕にもたれかかつているが苦しそうに身体をもがいている。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 口のなかにのこっているラヤの味が、ふいに苦くなったような気がした。 上橋菜穂子『守り人シリーズ06 神の守り人 帰還編』より引用
  • 夕食後に、妻の入れてくれたコーヒーが、妙に、苦かったことがあった。 西村京太郎『怖ろしい夜』より引用
  • 冗談をいうときには、きっとそれが、皮肉な、苦い冗談になってるだよ。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
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