若女房

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  • 自分を助け起こし、額の傷まで縛ってくれた若女房の姿が目にうかんだ。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用
  • 折江の姿を見ると居間から若女房風わかにようぼうふうな女が立って来た。 平岩弓枝『ちっちゃなかみさん』より引用
  • 声は誰でもない千種屋のあの青白く冷たい、秋時雨あきしぐれのような若女房でした。 佐々木味津三『旗本退屈男』より引用
  • それよりも、お篠の年に似合わぬ若女房ぶりに客は目を細くしているといった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 32 十三歳の仲人』より引用
  • なろうことなら、肌が白うて、むっちりした若女房のやつがよいな。 柴田錬三郎『(柴錬立川文庫1) 猿飛佐助』より引用
  • はじめて妊娠した若女房は、どこの家でも大切に扱われる。 柴田錬三郎『(柴錬立川文庫1) 猿飛佐助』より引用
  • これはただの若女房、きりょう好みでもらったらしい、柔和にゅうわな女です。 野村胡堂『銭形平次捕物控 11』より引用
  • そしてそばにおたなの若女房といった感じの品のいい女がしゃがみこんで、鉄蔵をのぞいていた。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用
  • 鵙平はこの月のはじめに死んだ、と若女房がいった。 滝沢馬琴『里見八犬伝 巻2』より引用
  • 昨日今日の若女房にいえる言葉ではなかった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 01』より引用
  • 廬の庭から見あげた若女房の一人が、山の躑躅林が練って降るようだ、と声をあげた。 折口信夫『死者の書』より引用
  • 廬の庭から見あげた若女房の一人が、山の躑躅林ツツジバヤシが練つて降るやうだ、と声をあげた。 折口信夫『死者の書』より引用
  • 農家の若女房で蒸発したのが、のちに都会でトルコ嬢をしているところを発見されたこともある。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 上』より引用
  • 眉を落しかねをつけた若女房のサチ子と手代風の麻田が手に手を取って道行きをする場面が見えてきた。 向田邦子『隣りの女』より引用
  • いま表にいる川島ミヨくんもあのとおり平凡な若女房ふう。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 上』より引用
  • 廬の庭から見あげた若女房の一人が、山の躑躅林ツヽジバヤシが練つて降るやうだ、と聲をあげた。 折口信夫『死者の書』より引用
  • 若女房はふるえながらも駆け出して、すぐ町役人を呼んできた。 横溝正史『人形佐七捕物帳 03』より引用
  • おれの殿には若いをのこども、若女房が澤山ゐるが、此ほど爽やかな聲を聞いたことがない。 折口信夫『死者の書 続編(草稿)』より引用
  • 実家にいたころは、寝たり起きたりだったのに、いまでは床につくこともなく、かいがいしい若女房ぶりというのです。 滝口康彦『猿ヶ辻風聞』より引用
  • 侍従もきれいな若女房であった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
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