花々しい

全て 形容詞
103 の用例 (0.00 秒)
  • この側車に彼女をのせて花々しく帰つて来ようと思つてゐたところなのだ。 牧野信一『センチメンタル・ドライヴ』より引用
  • もう立つ前に花々しく新聞に書きたててくれたくらいなものですから。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • 敵の主力はもう逃げたあとで、戦闘は花々しいものではなかった。 石川達三『武 漢 作 戦』より引用
  • 会社も乗気になって看板商品として花々しく国際市場に売り出す予定だった。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 見廻すところ花々しい勝ち方をしている諸君もあまりいないようだ。 久生十蘭『ノンシャラン道中記』より引用
  • だから、人のなし得ない色々なことを花々しく演じてみせたのだ。 海音寺潮五郎『新太閤記(四)』より引用
  • さういふ習慣がついた後の健康な生活を花々しく空想した。 牧野信一『F村での春』より引用
  • あの花々しい時分から彼だけはそんな身装で横行しつづけてゐるのであつた。 牧野信一『円卓子での話』より引用
  • あの男は、ほかにまねてがないほど、いとも花々しく落選するでしょう。 カフカ/谷友幸訳『アメリカ』より引用
  • 船は既にあの通りの花々しさを持って造られつつあります。 牧野信一『吊籠と月光と』より引用
  • これより花々しい軍は想像にも及びません。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • それはともかく、謎の花々しさはこの女神像の腕の復元に集約されると言っていい。 赤江瀑『正倉院の矢』より引用
  • 最も花々しいいくさをして死ぬためである。 海音寺潮五郎『新太閤記(四)』より引用
  • 忽ち村長は斯様な花々しい賛同の叫びと宙に振られる拳の旗に包囲されました。 牧野信一『馬上の春』より引用
  • その時は予想以上の花々しい仕事ができる。 モーゼス・ウィリアム・ステイントン『霊訓』より引用
  • 祖母の話を信じるには自分は、そのやうに花々しい奇蹟を想ひ描かずには居られなかつた。 牧野信一『蔭ひなた』より引用
  • 彼はそれと争い、彼女を引き止め、何か花々しい外部的なことで彼女を心酔させようとした。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 帝劇の工事が竣成して花々しく開場した時には私も賓客の一人として招待された。 高浜虚子『丸の内』より引用
  • かくいえばとて、我等は彼の花々しき働きぶりに対してけちをつけるなどの考えは毛頭ない。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』より引用
  • 柄はいいのであるが、調子が悪いのと舞台が寂しいのとで、その後一、二年はやはり花々しいこともなかった。 岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』より引用
  • 次へ »

花々しい の使われ方