色を浮かべる

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  • 若い男は満面にひどい恐怖の色を浮かべて何事かしきりに嘆願していた。 光瀬龍『百億の昼と千億の夜』より引用
  • 王女を見上げた自分の眼は間違いなく恐怖の色を浮かべていたに違いない。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第06巻 「獅子の胎動」』より引用
  • なんだ、という落胆らくたんの色を浮かべてしまうようでは三流もいいところだ。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅰ (電撃文庫)』より引用
  • すぐ横にある父の顔を見つめ、母は目に尊敬の色を浮かべて言った。 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その1』より引用
  • 彼は臆病そうな絶望の色を浮かべた目で、一瞬、ちらりと私の目を見た。 ハメット/田中融二訳『死刑は一回でたくさん』より引用
  • 私の顔を見た彼女が、「ああ」と小さな声を発し、安堵あんどの色を浮かべた。 伊坂幸太郎『死神の精度』より引用
  • 目に疑念の色を浮かべた村人が、村に一軒しかない宿を教えてくれた。 エディングス『エレニア記3 四つの騎士団』より引用
  • その目には純粋じゅんすいな子供のように疑問の色を浮かべていた。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅷ 対立の町<上>』より引用
  • そしてダルタニャンの顔はいつもと違う感情の色を浮かべていた。 アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』より引用
  • そして勝手に納得したように「がんばってね」という同情の色を浮かべた。 池上永一『レキオス』より引用
  • キャザリンはちょっとの間、ポワロが失望の色を浮かべたように思った。 クリスティ/松本恵子訳『青列車殺人事件』より引用
  • ようやく快調に回り始めたエンジン音に安堵あんどの色を浮かべながら母が言った。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • そんなにも二人のまなざしは驚きの色を浮かべているのだった。 原田義人『城』より引用
  • 黒雪姫は、闇色やみいろひとみに燃えるような色を浮かべてまっすぐにハルユキを見た。 川原礫『アクセル・ワールド 01 -黒雪姫の帰還-』より引用
  • 砲員は汗と疲労の色を浮かべ、肩で大きくあえぎながら弾を装填そうてんしていた。 辺見じゅん『完本 男たちの大和(下)』より引用
  • もしもが合ったら、非難ひなんの色を浮かべることになるだろうから。 竹河聖『風の大陸 第28巻 最終章 祈り』より引用
  • 一四〇三号室から帰って来ると奈美江は警戒の色を浮かべた。 森村誠一『ホーム アウェイ』より引用
  • 咲紀はそう明るい声を出したが、広田のほうは顔に厳しい色を浮かべていた。 小野不由美『悪夢の棲む家 (上) 挿絵あり』より引用
  • 地上車をむかえ、キャンプの人々は蘇生そせいの色を浮かべてかけ集ってきた。 光瀬龍『東キャナル文書』より引用
  • 俊吉は突然、転倒しそうなほど激しい驚愕きようがくの色を浮かべて、そう叫んだ。 横溝正史『塙侯爵一家』より引用
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