色々のこと

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  • 早い朝の汽車のなかで、わたしはんやり色々のことを考えていました。 林芙美子『新生の門』より引用
  • などと色々のことを先から先へ考えてゆくと、眼はえるばかりでした。 小酒井不木『深夜の電話』より引用
  • おじいさんは疲れてもいましたが、実は色々のことを考えてもいたのです。 坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』より引用
  • 中村真一郎と電話で長話を交してゐるうちに、色々のことを思ひ出した。 福永武彦『第六随筆集 秋風日記』より引用
  • 世間はどうして色々のことを百合人に押しつけて来るのだろう。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • 近頃新聞など色々のことを書くそうだが、そんなことは何かの感違いだと私は思う。 内田魯庵『温情の裕かな夏目さん』より引用
  • そうだ、彼の少年時代には、理解できない色々のことがあった。 ワイルド/渡辺純訳『ドリアン・グレイの肖像』より引用
  • そのことによって、私は色々のことを分離して考えたり、行動したりすることも覚えた。 佐野洋子『私の猫たち許してほしい』より引用
  • それはとにかく、何故その豆がいけないかという理由については色々のことが書いてある。 寺田寅彦『ピタゴラスと豆』より引用
  • 重兵衛さんの次男で自分よりは一つ二つ年上の亀さんからも実に色々のことを教わった。 寺田寅彦『重兵衛さんの一家』より引用
  • すなわち自分ではなくなって、色々のことを言い出すのである。 柳田国男『こども風土記』より引用
  • 昔の地図と今の電車線路入りの地図と較べているうちに色々のことを発見して独りで面白がることも出来た。 寺田寅彦『夏』より引用
  • 友人たちは案の条珍しがって色々のことを訊いた。 北条民雄『眼帯記』より引用
  • それはいよいよ敵がカゲロウ島に上ってくるときにだけ使われるもので、その色々のことについては頭目と百七十九人の中から選ばれた五十一人の者だけしか知らないことでした。 島尾敏雄『出発は遂に訪れず』より引用
  • 枡田屋の菊次郎はそれに比べると色々のことを知っていました。 野村胡堂『銭形平次捕物控 06』より引用
  • かれは左官屋になるまでに所々をながれあるいて、色々のことをしてゐたらしい。 岡本綺堂『魚妖』より引用
  • この人の議論は、色々のことにつき、後世の學者に研究のヒントを與へた。 内藤湖南『支那目録学』より引用
  • 彼はそれから色々のことを考えた。 賀川豊彦『空中征服』より引用
  • 色々のことをして来たものです。 中原中也『在りし日の歌』より引用
  • 俺は色々のことをそこで知った。 小林多喜二『不在地主』より引用
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