至極

全て 副詞 名詞
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  • その結果としてうちの雑誌に執筆を拒否されることもまた当然至極です。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • まずは怪我けがをした人の治療が第一だという、至極常識的な展開になった。 西尾維新『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』より引用
  • ただ、破壊の後に建設がきさえするならば、それも至極いいことである。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 以前は、空気を呼吸することなんて、当然至極のように考えていたのだ。 眉村卓『不定期エスパー5』より引用
  • 然し多忙で思う様にこれを利用する事が出来なかったのは残念至極しごくである。 夏目漱石『入社の辞』より引用
  • この人はこういう顔で通販雑誌をめくっているのかと至極冷静に思った。 角田光代『太陽と毒ぐも』より引用
  • 至極真面目しごくまじめな顔をしてそんなことを言ってくるのは彼くらいなものだ。 白瀬修『おと×まほ 第02巻』より引用
  • いよいよだれにも気づかれず、至極しごく自然に上陸ができることになったのだ。 海野十三『火薬船』より引用
  • つまり表面うわべは至極名誉だが、その実、これは一種の懲戒処分なのである。 横溝正史『髑髏検校』より引用
  • 問題はせんじつめるまでもなく当初から至極しごく簡単にでき上っていたのである。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • どこにでも見かけられる別にこれといった特徴のない至極平凡な顔立ち。 クレランド/江藤潔訳『ファーニィ・ヒル』より引用
  • それでいて滅多にその使用が試みられない理由は至極単純なものだった。 押井守『Avalon 灰色の貴婦人』より引用
  • 堤洋行の主人は亡くなったけれど、店の仕事は至極満足に行っています。 森本薫『女の一生』より引用
  • ダロウェイ家でしてもらったことなんか至極当然のことと思っている。 ウルフ/大澤実訳『ダロウェイ夫人』より引用
  • だが五人の女の中では、彼女の表情だけが、至極真剣そのものなのだ。 梶山季之『女の警察』より引用
  • それ故空間が場処として最初にとり出されたことは至極当然であるであろう。 戸坂潤『空間概念の分析』より引用
  • 私は仕方がないから、彼に向って至極しごく同感であるような様子を見せました。 夏目漱石『こころ』より引用
  • でも彼のいい分ほどもっとも至極なものはないだろうと思われた。 フローベール/白井浩司訳『ボヴァリー夫人』より引用
  • 至極当然といった口調で言われたため、大垣はしばらく唖然としていた。 筒井康隆『大いなる助走』より引用
  • それは至極しごくよろしい御量見です、そうわたしがお答えして置きましたよ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
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