至り

全て 動詞 名詞
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  • その可能性に思い至りながら、私がそれを口に出さずにいたことにも。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • 卒業後はかなりに勉強して、自分でも入学出来る自信を持つに至りました。 小酒井不木『体格検査』より引用
  • 明治七年に至りて一派の急進論者は突然政事家の社会より出で来たれり。 陸羯南『近時政論考』より引用
  • ギリシャ民族が一神教に至りえなかった点を強く指摘する文章はまだある。 フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』より引用
  • そこまで考えて呑み過ぎたもう一つの理由に思い至り、気が重くなった。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える1』より引用
  • 若気の至りとはいいながら、この日のことは今思い出しても冷汗が出る。 向田邦子『父の詫び状』より引用
  • なぜなら、そこに至り得た者が事実上の一藩の支配者となるのである。 藤沢周平『風の果て(上)』より引用
  • ところがそう思うように行かんのは、人にも自分にも気の毒の至りである。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • われは今日に至りても唖々子既に黄土に帰せりとの思をなすことあたはず。 永井荷風『礫川徜徉記』より引用
  • 徳川氏の末ようやく複雑なる趣向を取るに至りて多くは皆この病を免れず。 正岡子規『曙覧の歌』より引用
  • そこへ、九月の末に至り、はじめて幕軍の密使と接触することができた。 山田風太郎『魔群の通過』より引用
  • これらはオランダの植民地であったが、戦後植民地が独立するにいたり消滅した。 竹山道雄『ビルマの竪琴』より引用
  • しかしそうかといって、彼自身は岡田のような心の状態には至り得なかった。 島木健作『癩』より引用
  • 二回敵軍に奪回せられ三度目に至りて初て占領するを得たりと云ふ。 巖谷大四『懐しき文士たち 昭和篇』より引用
  • ただ、身禄山は付近の土地の火伏せの神だと、広く知られるに至りました。 豊島与志雄『霊感』より引用
  • いまにして思えば、若気の至りとはいえ、たいへんなことをしてしまった。 梅宮アンナ『「みにくいあひるの子」だった私』より引用
  • 猿の如きも犬の至りあたはぬ崖を求めて棲息して居るに過ぎないのだといつた。 長塚節『しらくちの花』より引用
  • その結果美はかえって生活から離れた世界にこそあるものだと信じられるに至りました。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • この事件が因縁になつて、わたしの日本脱走が發起されるに至りました。 石川三四郎『浪』より引用
  • 根使主の根は奴と同義の異字で、日根に至りてという日根の根も同様である。 宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』より引用
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