臭う

全て 動詞 形容詞
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  • 酒が臭ってくる、暗い静かな町を通って来た自分にはそれがよくわかる。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • それは今も同じで、妻と娘なんか腐ってにおってる人もいるのではないか。 大塚ひかり『源氏の男はみんなサイテー ―親子小説としての源氏物語』より引用
  • 彼は棺の中に、顔をさし入れて、なにか臭うものはないかとかいでみた。 海野十三『棺桶の花嫁』より引用
  • 制服にしてもわたしのは汚れてしみがついていたしなによりもまず臭うのだ。 乙一『ZOO』より引用
  • におうかなと不安に思いながら、そのまま赤坂のTBSに着いてしまった。 阿川佐和子『走って、ころんで、さあ大変』より引用
  • 部屋を出たところで、自分の身体が臭っていることに昭夫は気づいた。 東野圭吾『赤い指』より引用
  • 体全体から何か臭うのかと盛んに嗅いでみたが、自分の臭いは分からない。 吉村萬壱『ハリガネムシ』より引用
  • 姑はまだそれがにおうと思っているらしく、鼻をてのひらで覆ったまま聞いた。 坂東眞砂子『葛橋』より引用
  • 左手に警察学校が見え、右手に公衆便所があって、雨の日にはよくにおった。 五木寛之『風に吹かれて』より引用
  • 中に詰めてきた洗濯物が、臭っているような気がしてならなかった。 吉田修一『最後の息子』より引用
  • あるものの臭いというのはそれだけが純粋に臭うわけではない。 養老孟司『涼しい脳味噌』より引用
  • この挙動にも、一般の人間を人間と思っていないところが臭った。 富野由悠季『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)』より引用
  • ただの泥っ臭え田舎娘の言草たあ少し違うようだ。 三好十郎『斬られの仙太』より引用
  • 泣いているせいで、さっきよりも強く臭うような気がした。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • しかし、私の脇に提供されることになった靴下が、かなり臭うのには参った。 山口瞳『酔いどれ紀行』より引用
  • 遠くからはきれいだが近づくと臭うというやつもいる。 石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』より引用
  • 経歴ややっていることが、これほど臭わない人というのはまれだろう。 小林道雄『翔べ! はぐれ鳥』より引用
  • ただ、深い黒塗りの夜に溶け込む魔性の気配が、一層黒々と臭うだけだ。 秋田禎信『ひとつ火の粉の雪の中』より引用
  • 猫の排泄物で特に尿に関しては人間のそれと比較して強烈に臭う事で知られている。
  • そのような原因が臭ったら、真っ先に夫が気がつくはずではないか。 梶尾真治『精霊探偵』より引用
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臭う の使われ方