自身の利害

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  • 代助は、突然父が代助を離れて、彼自身の利害に飛び移ったのに驚かされた。 夏目漱石『それから』より引用
  • しかし、他人や自分自身の利害のためには、けっして嘘をつかないだろう。 ルソー/太田不二訳『孤独な散歩者の夢想』より引用
  • 代助は、突然父が代助を離れて、彼自身の利害に飛び移ったのに驚ろかされた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 代助は、突然ちゝが代助を離れて、かれ自身の利害に飛び移つたのに驚ろかされた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 民衆のために、そして諸君自身の利害が問題となるまで待つことをせずに、死刑を廃止するのであったら、諸君は政治的な仕事以上のものをなすことになり、一つの社会的な仕事をなすことになるのであった。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
  • これによりハルシュタインは欧州議会と自身の利害を一致させ、加盟国政府の反対を押し切るのに十分なヨーロッパ主義支持の波を起こそうとした上で、委員会がどのように行動するべきかを示した。
  • 何をするにもてんでんばらばらで、ただ自分自身と自分自身の利害ばかりに屈託している手合いに過ぎぬ。 内藤濯『星の王子とわたし』より引用
  • 併しながら、いくら報道者自身の利害から出発するにしても、それが公共的な読者の利害と何の共通性も持たないならば、広告も広告として成り立たない。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • 思慮もなければ自制心もない、自分たち自身の利害に対してさえも文明人らしい配慮をもたぬ人々の手にね。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(下)』より引用
  • 岡田は自身の利害と一致していたため、山賀の誘いに乗り、不退転の覚悟で東京進出を決めた。
  • それは、イギリスの歴史学者ノーマン・ディヴィスが指摘するように、当時のポーランドが共通の政治的価値観を持ち、自身の利害よりも国家のあり方を優先した、社会的責任の意識と哲学的な水準が非常に高い知的な人々の集まりによって運営されていたからである。
  • なに一つ争うようなこともせず、自分自身の利害などけっして考慮にいれようとせず、あなたが気づかれない場合にも、自分の危険をすっかり忘れて、あなたのために危険を察知することができるでしょう。 バルザック/菅野昭正訳『谷間のゆり(上)』より引用
  • ただ民衆のために、それも諸君自身の利害が、問題となるのをまたず、死刑を廃止することになれば、それは政治的業績以上のことをはたすことになり、また社会的実績をもあわせて残すことにもなるのだ。 ユゴー/斎藤正直訳『死刑囚最後の日』より引用
  • 大阪に居場所を失くした岡田は自身の利害と一致していたため、山賀の誘いに乗り東京進出を決めた。
  • ただし南満州鉄道は、渓鉄路の存在自体が自身の利害に大きく関係している事実や計画当初から参加していること、また権太に反対する官吏も存在したことから将来の利権交渉に支障が出る可能性を考慮して除外され、内閣鉄道院嘱託の鈴木誠作が選出された。
  • めいめいの心は自分自身の利害だけにかぎられ、かりに国王となっても、ルイ十六世のまねのできるものはひとりもあるまい。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』より引用
  • 倫理的利己主義は、「人の行為は自分自身の利害に動機付けられるべきである」とする倫理学上の立場である。
  • 万一私がそんな真似をしたら、自分自身の利害にとってはともかく、少なくともこの二人の天女フーリーにとって、無上の非礼となるだろうよ。 佐藤正彰訳『千一夜物語 10』より引用
  • 政党的ファシズムは中間層の利害を代表するかのように見せかけながら、実は政党自身の、即ち地主・ブルジョア自身の利害を代表することを大いに自覚している。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
  • 科学が骨組みを与える「世界知」は、自分自身の利害や立場を離れて、ディタッチメントを経由した「冷たい知」でなければなりません。 茂木健一郎『「脳」整理法』より引用
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自身の利害 の使われ方