自縄自縛

全て 名詞
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  • 徹は私のそのことばで、まったく自縄自縛じじようじばくに陥ったのでございますもの。 横溝正史『山名耕作の不思議な生活』より引用
  • 裏があると思ってしまっては、またさっきのように自縄自縛に陥ってしまう。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』より引用
  • 幸いにもプラズマは自身でも磁場を作り、自縄自縛をする性質をもっている。 片山泰久『量子力学の世界』より引用
  • これもまた、イグナシスの時のように自縄自縛に陥っているのかもしれない。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』より引用
  • 窓のところの証拠固めは彼がしたのであったから、今彼は自縄自縛の形になってしまったわけだ。 海野十三『地獄の使者』より引用
  • 自縄自縛といふことがあるが、現在の歌作りがそれである。 平野万里『晶子鑑賞』より引用
  • ここで帝国軍は深刻な自縄自縛じじょうじばくにおちいってしまっていた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 10 落日篇』より引用
  • 否、戦略の立場からは自縄自縛の障りとなり、戦勝には縁の遠い保守的なものだ。 坂口安吾『鉄砲』より引用
  • 校長はおのれの保身策のため、自縄自縛じじょうじばくの羽目におちいっていたのだった。 平井和正『狼の紋章』より引用
  • 私は自己制御なんて、非常にむつかしい、自縄自縛みたいな題をつけて困っているんです。 湯川秀樹『この地球に生れあわせて』より引用
  • そのうへ、それ自らとして独立した実感を持つにしても、部分と部分との連絡の際に、曲芸を行はない限り自由に進行もできないやうな自縄自縛におちいる危険はありはしまいか。 坂口安吾『文章の一形式』より引用
  • 制度として個の存在を緩衝剤のように包む市民社会が稀薄なところで、根源的であろうとするかれの衝迫力が自縄自縛の地獄を出現させていった。 吉本隆明『悲劇の解読』より引用
  • それは劇作家が自縄自縛におちいる完全な構図だった。 カー/仁賀克雄訳『死が二人をわかつまで』より引用
  • しかし狂四郎の登場しない場面の索漠さくばくさは否定することができず、作者の筋立てが自縄自縛じじょうじばくとなったという趣はある。 柴田錬三郎『赤い影法師』より引用
  • 健全なる文化の基礎がなければ、文明も常に民族発展の方向を誤り自縄自縛、遂に神の怒りにふれるのだと思ふのであります。 岸田国士『戦時下の文化運動』より引用
  • ときおり、かれは策に溺れて自縄自縛におちいることがあるが、こんどもそうなりそうな気配だった。 P・J・ファーマー『階層宇宙の危機』より引用
  • そんなことを考え始めたら自縄自縛の状態におちいり、いつまで経っても野球はできないと思われるが、そこはさすがにプロで、観客が待ちくたびれてうんざりしない程度ので、むしろ適当な間を作ったために観客の緊張と興奮が充分に昂まったと見えるあたりの呼吸で、ピッチャーの第一球の出番を用意した。 赤瀬川隼『捕手はまだか』より引用
  • 場当たり的に人質を取り、自縄自縛に陥った大人たちをよそに、彼だけが行動を起こしたのだ。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 03 赤い彗星』より引用
  • 数右衛門は自縄自縛のていで身動きが出来なくなっていた。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(上)』より引用
  • そなたは自縄自縛におちいったのだ。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
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