自慢たらしい

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  • するとこれを誰かに、自慢たらしく報告したいと思うのである。 佐野洋子『神も仏もありませぬ』より引用
  • 最後に人差し指一本で倒立とうりつを果たし、その姿勢しせいのままで自慢たらしく笑ってやった。 吉野匠『レイン4 世界を君に』より引用
  • あんなことを自慢たらしく彫る奴だけあって、いい色おんながおる。 山田風太郎『おんな牢秘抄』より引用
  • 被害者の恋人なり友だちなりが、彼女たちの水着写真を、自慢たらしく見せた。 西村京太郎『恐怖の金曜日』より引用
  • それから二枚はクラブの女性で、一緒に行った同僚の話によると、まあこれは商売には関係なく、多少自慢たらしく渡したものですな。 内田康夫『遺骨』より引用
  • 俳優にでもなれそうな端整な顔をしているために、彼を目当てに来る女性客も多いのだと、菜穂は自慢たらしく告げた。 坂東眞砂子『葛橋』より引用
  • それが私には自慢たらしく見えた。 佐野洋子『神も仏もありませぬ』より引用
  • 私は元気よく、自慢たらしく、私の誇らしい冒険を、細部にわたって話した。 佐野洋子『神も仏もありませぬ』より引用
  • こんな自慢たらしいことをいうのも、まんざらほらではなかった。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』より引用
  • 二百ルーブリをもらうと、すぐに飲みだして、自慢たらしくみんなに金を見せびらかした。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(下)』より引用
  • あばたはまだあれこれの話をし、山塞で何を食べたとか、どんなに自分が抜けめなくやったかとか、自慢たらしくしゃべっていたが、王虎はじっと考えこんで計画をねっていた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』より引用
  • 石野から自慢たらしく「殺人の助っ人」を頼まれたという話を聞いたとき、そんなテレビドラマのような与太話は信じられないと、笑って相手にしなかった。 森村誠一『花刑』より引用
  • そして惣助は、二日ほど前に的屋に姿を見せたときに、近々、大金をつかむことができるんだと、自慢たらしく話していたというのである。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • いわんや自慢たらしく、出し遅れの証文みたいなおしゃべりを聞いていただくためでもありません。 天藤真『大誘拐』より引用
  • 次の休み時間に、的場長成と京堂広子は何かとてつもない冒険でもしてのけたかのように、自慢たらしく自分たちの経験談を語り始めた。 芦辺拓『月蝕姫のキス』より引用
  • 父の友人にとっても兄の絵は特別であったのだと、ひたすら兄を敬っていた私は、自慢たらしく思い、兄が死んだことに慣れないでいた私は、真新しい位牌の横のピカピカ光る絵具で、兄の不在を衝撃的に受け止めさせられた。 佐野洋子『私の猫たち許してほしい』より引用
  • あんなもの、三十年もかかってつくりあげた、と自慢たらしくぬかしやがったが、ばかばかしくて、話にならねえ。 柴田錬三郎『岡っ引どぶ 巻二』より引用
  • 自慢たらしい話しぶりや、妙になれなれしい言葉遣いが気に障った。 堺屋太一『油断!』より引用
  • 人が前にくるとメダルの粉をフッフッと吹きとばしながら、指でつまみあげて自慢たらしく見せびらかす。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • 自慢たらしく鼻ひこめかして。 遠藤周作『それ行け狐狸庵』より引用