自ずから

全て 副詞
230 の用例 (0.00 秒)
  • ぼくたち高校生にとって、学校という小世界の内と外はおのずから異なる。 米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』より引用
  • しからば後に陰陽町に移ったという中尾氏等とは自ずから別の家らしい。 喜田貞吉『俗法師考』より引用
  • 自宅で関係者を集めてパーティを開き、そこが自ずから社交場となった。
  • その反応はしたがって通常の死体の反応とは、おのずから異なっている。 山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』より引用
  • もう、あなたは父親としての資格を自ずから放棄されたのではありませんか。 梶尾真治『百光年ハネムーン』より引用
  • 方法なんて知らなくても、望めば自ずから力は発揮される気がした。 暁works『るいは智を呼ぶ④ 白鞘伊代』より引用
  • 妻子もちだと初めから承知している男との関係には、自ずからルールがあるのだ。 森瑤子『クレオパトラの夢 世にも短い物語』より引用
  • それは無論であるが、時と場所とで、おのずから制限されるのもまた当前とうぜんである。 夏目漱石『草枕』より引用
  • しかるにこの戸を開けばたちまち自ずから閉ずるつくりゆえ何ともならず。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • そうすれば凶作問題なども自ずから解決の途につくはずであろう。 寺田寅彦『新春偶語』より引用
  • しかしこういう非常の場合の海軍の責任者としての功罪ということになると話はおのずから別であろう。 阿川弘之『山本五十六』より引用
  • 四人法に依りて此の薬を和合し、自ずからその身をかくし、游行自在なり。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • 従って一局地で使用できる飛行機の数には、自ずから制限がある。 豊田穣『飛行機王・中島知久平』より引用
  • 口数を少なくする目的が自ずから異なっているところが面白い。 呉善花『スカートの風』より引用
  • 一体学級の出来栄えには自ずから一定の平均値があってその上下に若干の出入りがある。 寺田寅彦『アインシュタインの教育観』より引用
  • 北洲の人大小便すれば自ずから地下に没し、その地清潔で糞臭の処なし。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • しかし、制作費にはおのずから枠というものがあり、良い歌手を使わせて貰えない。 梶山季之『罠のある季節』より引用
  • この点において人間以外のものを取扱う場合とは自ずから異なる取扱い方の区別が生じる。 寺田寅彦『文学の中の科学的要素』より引用
  • 録音スタジオの設計施工はきわめて専門的な知識を要求されるので、自ずから専門家に依頼する事になる。
  • 地震の科学的研究に従事する学者でも前述のような自己本位の概念をもっていることは勿論であるが、専門の科学上の立場から見た地震の概念は自ずからこれと異なったものでなければならない。 寺田寅彦『地震雑感』より引用
  • 次へ »