腹立たしい

全て 形容詞
817 の用例 (0.01 秒)
  • その言葉の中に腹立たしそうな響きがあるのを感じ、私は意外に思った。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 親父だけは家族の他の者のように無視できぬ相手であるのが腹立たしい。 モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』より引用
  • 何であれ自分の行為を盗まれるというのは基本的には腹立たしいことだ。 筒井康隆『原始人』より引用
  • 何の説明もなく顔を見せないサーヴァントが腹立たしくて仕方なかった。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」』より引用
  • 酔うはずのない酒を飲むことの腹立たしさに、我慢が限界を超えてくる。 樋口有介『11月そして12月』より引用
  • 最後にその二等と三等との区別さへもわきまへない愚鈍な心が腹立たしかつた。 芥川竜之介『蜜柑』より引用
  • 冷たい雨の中を歩き出しながら、また腹立たしい思いが湧き出してきた。 夏樹静子『アリバイの彼方に』より引用
  • しかし、この腹立たしさはどうやっても静めることができないのである。 林真理子『夢見るころを過ぎても』より引用
  • その口は明らかにぼくの顔の腹立たしい表情を皮肉にまねていたのだ。 リルケ/星野慎一訳『マルテの手記』より引用
  • 気の短い自分にはこんなズボラを待ってやるのが腹立たしく感ぜられた。 夏目漱石『行人』より引用
  • 腹立たしいことに、王子はそんな彼女の反応を楽しんでいるようだった。 橘香いくの『ブランデージの魔法の城1 魔王子さまの嫁取りの話』より引用
  • こんなやつを、ここまで守ってきたかと思うと俺は自分が腹立たしい。 五代ゆう『晴明鬼伝』より引用
  • そう思うと、恭一がそんな生徒をつれて来たのが、腹立たしい気がした。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 僕はまだこれ位語ってみても信用されない自分を一応は腹立たしく思いました。 海野十三『壊れたバリコン』より引用
  • このいやな腹立たしさはあなたに想像もおつきにならないことでしょうね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 自分がだまされることを、それほど腹立たしいことに思っていなかった。 色川武大『花のさかりは地下道で』より引用
  • 私が此の裁判に対して或る腹立たしさを感じたのは、もつと他の事なんです。 伊藤野枝『ある女の裁判』より引用
  • 僕が人形をなくしたことに落胆していないのが余計に腹立たしいようだ。 長嶋有『タンノイのエジンバラ』より引用
  • 祖父そふはわたしがそばにると、腹立はらだたしそうにつばをはいてばかりいた。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • 彼女には実際その打って変ったような寒さが腹立たしく感ぜられたのである。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
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