腰かけ

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  • 彼は片手にナイフを持ち片手にうすら白いパンの切れを持って腰かけた。 松村みね子『漁師』より引用
  • 二人の間にやっと自分の腰かけられるだけの空間を見つけて腰をおろす。 寺田寅彦『藤棚の陰から』より引用
  • 妹は目もあげず、姉の手をとり、二人はいっしょにそこに腰かけていた。 ヘミングウェー/高村勝治訳『武器よさらば』より引用
  • 入ってみると、狭いところに腰かけをおき、客が何人か酒を飲んでいる。 平岩弓枝『御宿かわせみ 04 山茶花(さざんか)は見た』より引用
  • ふらふらして、ベッドに腰かけていても身体が横に倒れてしまいそうだ。 宮部みゆき『鳩笛草(光文社文庫)』より引用
  • つまり、あなたがたの腰かけていた椅子は、どういう順に並んでいたか? カー/平井圭一訳『黒死荘殺人事件』より引用
  • いや社会に於ても足の四つある椅子には腰かけていられないのである。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • 彼女はベッドと窓のある壁との間に椅子いすを持ち込んでこしかけているそうだ。 乙一『さみしさの周波数』より引用
  • 父親と向い合うところに腰かけていた宏子は思わずその言葉に頭をあげた。 宮本百合子『雑沓』より引用
  • 彼女は一つの椅子に腰かけ、僅かにそれと分かるくらゐに微笑してゐた。 リルケ・ライネル・マリア『夢』より引用
  • ふと僕は図書館の地下室の椅子に腰かけていた昔の自分もおもいだす。 原民喜『夢と人生』より引用
  • 私たちは何のために来たものか問おうともせず、並んで腰かけていた。 倉田百三『光り合ういのち』より引用
  • が、私は彼女を膝の上に腰かけさせて、その艶のない頬を撫でてやった。 渡辺温『ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった』より引用
  • そのつぎに見えたのは一人の老人で、部屋の奥の方に腰かけていた。 国枝史郎『名人地獄』より引用
  • この広間に椅子というものはないので、二人は長机の一つに腰かけていた。 荻原規子『西の善き魔女3 薔薇の名前』より引用
  • 彼は私の腰かけてゐる右手の横から出て来て私の正面に来たとき、さう言つた。 片山広子『軽井沢の夏と秋』より引用
  • 戦車内では、車長は指揮台に立ち、操縦手はその前方に腰かけている。 高木俊朗『全 滅』より引用
  • その女と並んで、私の向う横に腰かけたつれの男は額がとても白い。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 青い簡単服かんたんふく着て、窓のすぐ傍の椅子に腰かけている少女の姿である。 太宰治『美少女』より引用
  • そのとき腰かけていた椅子から落ちそうになるほど驚いたという。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
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