脱ぎ捨てる

全て 動詞
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  • 汗をかいた着衣を脱ぎ捨て、ひとりで裸でいたとしても不思議ではない。 佐藤賢一『王妃の離婚』より引用
  • 私は脱ぎ捨てられた着物のようになって、いつまでも床の上にたおれていた。 海野十三『柿色の紙風船』より引用
  • 普通にしているのが奇妙なら、トガを脱ぎ捨てて夕食を共にすればよい。
  • 高校の教師に職を得た彼は、次第に当初の影の薄さを脱ぎ捨てつつあった。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • 石段を駆けあがった勢いで、靴を脱ぎ捨てお堂の階段も一気に上がった。 山本文緒『チェリーブラッサム』より引用
  • 椅子の背にコートが二着脱ぎ捨てられているところで彼はちょっと足を止めた。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』より引用
  • 自殺なら池のふちに脱ぎ捨ててある筈の靴が、見つからないんだからね。 西村京太郎『イレブン殺人事件』より引用
  • 私はベッドの上に上衣うわぎを脱ぎ捨て、彼女の側へ行ってその肩に手を掛けた。 福永武彦『海市』より引用
  • カメラの前で裸になったぼくは、脱ぎ捨てた服を抱えて洗面所へと向かう。 吉田修一『最後の息子』より引用
  • 有里はその上に、雄一郎が脱ぎ捨てて行った着物をそっとかけてやった。 平岩弓枝『旅路(下)』より引用
  • ぎ捨てたはずの衣服は多分ワードローブの中にしまわれているのだろう。 森村誠一『高層の死角』より引用
  • 文化という自慰的な旧衣を脱ぎ捨てた文明の面に於て言うのである。 豊島与志雄『文学に於ける構想力』より引用
  • 女が古い長衣をくれましたから、あの恐ろしい屍衣を脱ぎ捨てられました。 フーリック/大室幹雄訳『中国湖水殺人事件』より引用
  • 脱ぎ捨ててしまうのは抵抗を感じているのか、かすかに震えている。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第19巻 月なき夜は鏡の国でつかまえて』より引用
  • 脱ぎ捨てられたセーラー服を抱え上げ、彼はその中に顔を埋めてみた。 吉行淳之介『砂の上の植物群』より引用
  • 家康は縁側から座敷に入り自分で帯を解くと、その場に袷を脱ぎ捨てた。 茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実-』より引用
  • 八杉の戦闘服も褌も先ほど脱ぎ捨てた状態のまま後甲板の隅に置かれていた。 辺見じゅん『完本 男たちの大和(下)』より引用
  • 妙なことをいうなとは思ったがいわれるままに彼は立ち上がってシャツを脱ぎ捨てた。 中村正『元首の謀叛』より引用
  • ぎ捨てた背広をハンガーへかけながら言ったのは、妹の晴美はるみである。 赤川次郎『冬の旅人』より引用
  • 私は旅の服装のまま、サンダルだけを脱ぎ捨てて、海の中へ入っていった。 森瑤子『ジンは心を酔わせるの』より引用
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