脈々と生き

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  • だが吉右衛門には、討入の企てに過ごした日々が脈々と生き続けていた。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用
  • 父はって二十年になるが、私の心の中で脈々と生き続けている。 上野正彦『死体検死医』より引用
  • それが今の仕事に脈々と生きているということです。 大岡信『名句歌ごよみ[恋]』より引用
  • たとえ戦争に敗れても、最後まで勇敢に戦ったわが部隊の精神は現在もなお脈々と生きつづけている。 結城昌治『死者と栄光への挽歌』より引用
  • これを見てもイタリア人の心の底に、反ファシズム精神が脈々と生き続けていたことが分る。 木村裕主『ムッソリーニの処刑』より引用
  • そのイキは、いまもなお、二人の間に脈々と生き続けている。 中川靖造『創造の人生 井深大』より引用
  • かつて戦国の昔、川中島の苦戦に耐えた謙信公以来の伝統は脈々と生きていた。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(下)』より引用
  • その伝統の精神は、いまでも脈々と生きている。 中川靖造『創造の人生 井深大』より引用
  • 少年期にたたきこまれた軍人勅諭の精神は、この時もなお甘粕の中に脈々と生きている。 角田房子『甘粕大尉 ―増補改訂』より引用
  • 広瀬武夫にまつわる日露戦争中の故事など、すべて遠い歴史物語のように感じていたが、父から娘へ語りつがれて日本人の血の中に未だ脈々と生きていると思ったら、聞きながら私も涙が出そうになって来た。 阿川弘之『私記キスカ撤退』より引用
  • 日本の街角からはすっかり姿を消した感のある〝お仕立て屋〟はイタリアでは健在、もの作りの精神は脈々と生きている。 田丸公美子『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』より引用
  • むしろ、その時間は終戦をはさんだ時の経過の中でも、百合子さんの躯の中に脈々と生きつづけていたというのが、私なりの見定めだ。 村松友視『百合子さんは何色 ―武田百合子への旅』より引用
  • 謙信以来の尚武の魂は脈々と生きていた。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(下)』より引用
  • 高野が「どんな時代が到来するにせよ、互換性だけは絶対に順守せよ」と叫び続けていた遺伝子が、デジタル時代下でも若手技術者の中に脈々と生きていたのである。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • 漱石の文学が今日に生きつづけている一つの理由は、まさにそのなかにこの「善」と「美」の原理が切り捨てられることなく脈々と生きているからにほかならない。 夏目漱石『こころ』より引用
  • しかし、さまざまな弊害や失敗はあるものの、この方法が莫大な利益をもたらすのは間違いなく、フリーエージェント制になった現在のハリウッドでも、スター・システムは脈々と生き続けている。
  • 四〇年近くにもわたって繰りひろげられた火星世界の壮大無比な大絵巻は、きっとこれからも数多くの読者を熱狂させることであろうし、ジョン・カーターの不屈の精神は未来を背負って立つ青年たちの心の中に、彼の好きな言葉同様に脈々と生きつづけることであろう。 バローズ『火星シリーズ11 火星の巨人ジョーグ』より引用
  • 以来その精神、価値観はいわば「三菱のDNA」となって今日に於いても脈々と生きており、三菱グループの企業活動の指針となっている。
  • 「反ファシズム」精神は、実はムッソリーニの政権樹立以来、脈々と生き続けてきたのである。 木村裕主『ムッソリーニの処刑』より引用
  • だからこそ、法廷証言での宣誓にも意味があるわけだし、「誓う者は裁判上信じ得る」という法諺ほうげんが、いまも脈々と生き続けている。 江國滋『アメリカ阿呆旅行わん・つう・すりー』より引用
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