脈々と

全て 副詞
229 の用例 (0.01 秒)
  • だが吉右衛門には、討入の企てに過ごした日々が脈々と生き続けていた。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用
  • 哲学の登場以前、神話の時代から脈々と継承されてきた発想である。
  • 父はって二十年になるが、私の心の中で脈々と生き続けている。 上野正彦『死体検死医』より引用
  • これもまた、ポリネシアの人々の血の中に脈々と流れ続けているもののひとつだ。 坂東眞砂子『身辺怪記』より引用
  • 以来、大学史の裏を脈々と流れるこの戦いの歴史が始まった。 森見登美彦『四畳半神話大系』より引用
  • このことからその後も日本人の精神観としては現在まで脈々と受け継がれているともいえる。
  • それが今の仕事に脈々と生きているということです。 大岡信『名句歌ごよみ[恋]』より引用
  • だがそれ以前から、非公認ながらも有利子金融は脈々と息づいて来ていた。
  • 裸足はだしの先は光を透かして、中に通った血の流れすら、脈々とあかく輝いた。 五代ゆう『晴明鬼伝』より引用
  • 私の胸のうちでは日本が、極めて心臓に近い場所でなんともいえず脈々と動きはじめる。 宮本百合子『モスクワ印象記』より引用
  • たとえ戦争に敗れても、最後まで勇敢に戦ったわが部隊の精神は現在もなお脈々と生きつづけている。 結城昌治『死者と栄光への挽歌』より引用
  • 諸君が担当する事務にも、この渉外性が脈々と流れているのです。 松本清張『日本の黒い霧(下)』より引用
  • これを見てもイタリア人の心の底に、反ファシズム精神が脈々と生き続けていたことが分る。 木村裕主『ムッソリーニの処刑』より引用
  • かれの声には、求めに求めてきた目的の品を獲得しようとする野望が、脈々と律動していた。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
  • スーザンは、そこに自分の命を貫いて脈々と世代を重ねてゆく人類の命の本質を感じるのであった。 宮本百合子『『この心の誇り』』より引用
  • 誰がどういおうが、小栗には又一以来の幕臣の血が、脈々と流れていたのである。 星亮一『最後の幕臣 小栗上野介』より引用
  • ということは倭人伝に記された国が現在もなお脈々と千七百年の風雪を経て有明海沿岸に生き続けていたことを証明している。 宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』より引用
  • この日本独特の方法は現在も脈々と受け継がれている。
  • 皇帝が統治し、脈々と築かれた平和な時代は過去のものとなり、この国の各地では反乱が相次いでいた。
  • そのイキは、いまもなお、二人の間に脈々と生き続けている。 中川靖造『創造の人生 井深大』より引用
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