胡散い

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  • 葉菜ちゃんが胡散うさんくさそうに訊くのは、私が夢をころころ変えるからだ。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • 住民の中には、僕の方を胡散うさんくさそうに、ふりかえる者もあった。 海野十三『鍵から抜け出した女』より引用
  • 三代ちゃんは胡散うさんくさそうに太郎の方を見た。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • どこからか変な犬が飛びだしてきて、私たちの通るのを胡散うさんくさそうに見送ったりした。 ドイル/延原謙訳『四つの署名』より引用
  • だが俺はそんな胡散くせーの信じねえからな! 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 06 罪滅ぼし編』より引用
  • トミさんは胡散うさんくさそうに新しい客の群を眺めている。 阿刀田高『猫の事件』より引用
  • そうして改めて土耳古トルコ美人を胡散うさんくさそうに眺めた後、レザールにそっと囁いた。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • 胡散うさんくさそうに孫介を見まわしながら、そういった。 池波正太郎『剣客商売 02 辻斬り』より引用
  • たしかに周囲の者たちは久蔵を胡散くさげに見た。 三好京三『琥珀の技 三船十段物語』より引用
  • つづいて数人の学生が廊下にあらわれ、そこに立っていた辰宮を胡散うさんくさそうに横目で見ながら、外へ出ていった。 荒俣宏『帝都物語1』より引用
  • メグレは決まって胡散うさんくさそうな目で見られた。 シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』より引用
  • 刑事が胡散うさんくさそうな顔になった。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • とはいえ、芝村を受け入れたわけじゃなかったっ芝村にはやっぱり胡散くささがつきまとう。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 05 5121小隊 episode ONE』より引用
  • 親族一同からも胡散うさんくさがられて、父親に至ってはイヌ呼ばわりするんだそうだ。 矢作俊彦『リンゴォ・キッドの休日』より引用
  • 結局、爺さんは胡散うさんくさげな目つきで僕を見た。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • 芳枝はお行儀の悪い坐りかたをしたまま、その二人を、なおも胡散うさんくさげな表情でながめていた。 福永武彦『風土』より引用
  • そんな兄を、静花は胡散うさんくさげに眺めていた。 丈月城『カンピオーネ! 01 神はまつろわず』より引用
  • 五十男は胡散うさんくさそうに刑事を一瞥しておいて、ふとい指先でダイアルを廻わした。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • 扉をあけると、見知らぬ女たちが胡散うさんくさそうに柚木を見た。 阿部牧郎『危険な秋』より引用
  • 新聞から顔をあげ、じろりとぼくらを見比べて、おじいさんが胡散うさんくさそうに口を動かした。 樋口有介『プラスチック・ラブ』より引用