肌寒い

全て 形容詞
586 の用例 (0.01 秒)
  • 春とも思えないような肌寒い日だったのに東吾は汗をかいて屋敷に着いた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 14 神かくし』より引用
  • 十二時前のこの時点で、じっとしていると少し肌寒さを感じるほどである。 佐竹彬『カクレヒメ 第01巻』より引用
  • 一時間半も、この肌寒さの中、ブレザー姿で立っていたことになるのだ。 赤川次郎『自選恐怖小説集 さよならをもう一度』より引用
  • 単衣一枚に肌寒い思いをしながら、私はいつまでもぼんやりしていた。 豊島与志雄『初秋海浜記』より引用
  • 海の側まで来ると少し肌寒くなり、なるほど誰も来ないわけだと納得した。 入間人間『電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版』より引用
  • 私はそのとき、またしても新しい肌寒さを感じないでおられなかった。 高木彬光『わが一高時代の犯罪』より引用
  • いや、この時点で肌寒いなどと言っているのがおかしいのはわかっている。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 04』より引用
  • 沖の方から吹いてくる風と共に、彼はぞっと肌寒い感じを全身に覚えた。 豊島与志雄『人間繁栄』より引用
  • また梅雨時など室温がそれほど高くない場合は肌寒く感じることもある。
  • 老夫妻は肌寒い秋の夜風に赤くなった元気のよい顔ではいってきた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • さすがに四六〇〇メートルという高度は陽が差していても肌寒い。 植村直己『青春を山に賭けて』より引用
  • そんな思考が、心に肌寒い風を吹かせているような気がしてならない。 梅田みか『愛人の掟3』より引用
  • 肌寒い時に女の子の肩を抱き寄せる欲望を持ち実行に移せる方がいいな。 山田詠美『快楽の動詞』より引用
  • となりの部屋に父がいるとわかっていてさえ、肌寒いほどの孤独を感じる。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第14巻 誰がために聖地は夢みる』より引用
  • しかしいつまでも忘れはしない、昂奮のあまり肌寒さをさえ覚えたことを。 ウルフ/大澤実訳『ダロウェイ夫人』より引用
  • 肌寒さは体の底のほうから生れてくるもののように感じられた。 勝目梓『その死を暴くな』より引用
  • 五月とはいえ早朝は肌寒い日もあるが、熊楠は単衣ひとえ一枚で生活をしていた。 千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』より引用
  • 月が春に更新こうしんされても、廊下ろうかの気温は肌寒はだざむいのはるか下に位置している。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 03 死の礎は生』より引用
  • どのくらい時間が経ったか、隙間風が肌寒くすっかり夜になっていた。 織田作之助『夫婦善哉』より引用
  • その日は雨が降っていて肌寒くて、だから愛を心配していたんです。 山田悠介『@ベイビーメール』より引用
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