聞苦しい

全て 形容詞
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  • この夏中もどのくらい、聞苦しい噂を聞いたか知れない。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 疎忽そこつなものが花袋君の文を読むと、小生がズーデルマンの真似まねでもしているようで聞苦しい。 夏目漱石『田山花袋君に答う』より引用
  • 繰返くりかえして云う通り、演説はできず講義としてはまとまらず、定めて聞苦しい事もあるだろうと思います。 夏目漱石『文芸の哲学的基礎』より引用
  • 無理強ひの盃四つ五つ、それが全然すつかり体中にめぐつて了つて、聞苦しい土弁どべんの川狩の話も興を覚えぬ。 石川啄木『鳥影』より引用
  • もつと先祖せんぞ武家出ぶけでであらうが、如何いかにもくだんの、ならばが、ともだちのみゝさはつて聞苦きゝぐるしい。 泉鏡太郎『一席話』より引用
  • いくらか精神の昂奮もおちついたと見えて、さいぜんのような聞苦しいことも言わず、しおらしく訴える言葉にも、情理があって痛わしい。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 無理強ひの盃四つ五つ、それが悉皆すつかり體中にまはつて了つて、聞苦しい土辯の川狩の話も興を覺えた。 石川啄木『鳥影』より引用