聞き苦しい

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  • 自慢話というのは聞き苦しいものだが、どうしても一つしてみたいのがある。 吉行淳之介『贋食物誌』より引用
  • そういうことをここで説明しては、聞き苦しいことになるだろう。 吉行淳之介『私の東京物語』より引用
  • 過呼吸と無呼吸を繰り返しながら、ぼくは聞き苦しく途切とぎれた声で尋ねた。 野村美月『文学少女シリーズ01 “文学少女”と死にたがりの道化』より引用
  • 男たちは飽きずに話を続け、時に聞き苦しいほど卑猥ひわいな笑い声を上げた。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • これはあまりに聞き苦しい言葉ですから、誰もこれを聞いて胸を悪くしないものはありません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • あなたが今聞き苦しいと感じたのは、それを口にした私が思春期の少女じゃなかったから。 内田春菊『息子の唇』より引用
  • 田舎者いなかものでございますので、お聞き苦しゅうございましたでしょう。 光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』より引用
  • 見守る者たちのくいしばった歯から、聞き苦しい呼吸の音が聞こえた。 R・E・ハワード『征服王コナン』より引用
  • 尚お此外にも今の世間に見苦しく聞き苦しきことは一にして足らず。 福沢諭吉『新女大学』より引用
  • 論じながら彼の声は、この選良たちの耳には聞き苦しいほど調子高くなっていった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • だから言葉が不明瞭ふめいりようで、口を動かすたびに聞き苦しい息漏れがあった。 荒俣宏『帝都物語5』より引用
  • 歯をいて出るバルトゥスの呼吸は、妙に聞き苦しいひびきを発した。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
  • ですからこの話がお聞き苦しいお方はページをくってほかの話をお選びあれ。 チョーサー/繁尾久訳『精選カンタベリ物語』より引用
  • 以前のこともあり、彼らはもちろんわたしがこの種のどんな聞き苦しいことも言いだしかねないことを知っていたのである。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(下)』より引用
  • 忍び込むというと語弊ごへいがある、なんだか泥棒どろぼう間男まおとこのようで聞き苦しい。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • すぐ耳もとで、ピクト族の聞き苦しい喉音がひびいたからである。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
  • しかし、もうこんな問題や聞き苦しいことをごたごたと述べるのはよそう。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(上)』より引用
  • 最後は涙声になってしまい、お聞き苦しかったことをおびします。 新津きよみ『婚約者』より引用
  • そんな状態でいろいろと話をしていれば、感情を抑えられなくなって取り乱し、聞き苦しい発言をしかねないと恐れているに違いなかった。 藤本ひとみ『華麗なるオデパン』より引用
  • 突然、聞き苦しい泣き声がおこって、私たちの小声の会話をかき消した。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿08 水妖日にご用心』より引用
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聞き苦しい の使われ方