聞きづらい

全て 形容詞
33 の用例 (0.00 秒)
  • ようやく我に返って電話口に出ると、混線しているらしくひどく聞きづらい。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 今度はすぐに返事があったが、以前よりもなお聞きづらかった。 ポー/八木敏雄訳『ポオのSF 第1巻』より引用
  • ふたりの警官を相手に、いささか聞きづらい英語で自分の正当性を主張している。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿05 黒蜘蛛島』より引用
  • 酒でつぶれた聞きづらい声でそう言うと、巨漢はのどの奥で笑った。 上橋菜穂子『守り人シリーズ12 守り人作品集 炎路を行く者』より引用
  • 鬼骨 さういふ噂は全く聞きづらいですからなあ。 岸田国士『犬は鎖に繋ぐべからず』より引用
  • 州太 ほんたうのことゝいふのは、一番聞きづらいことだからさ。 岸田国士『浅間山』より引用
  • 私は、会長が席をはずしているのをいいことに、会長の前では聞きづらかった質問を投げてみた。 家田荘子『極道の妻たち』より引用
  • 自慢というものは元より聞きづらいものだが、主人の自慢だけは聞いていても悪い気はしない。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • こういう話は、当人の口からは聞きづらいのだが、事情ははっきりさせなければならない。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(下)』より引用
  • 協奏曲の独奏楽器として要求される十分な強さの音は得られるが、音が低いので聞きづらい。
  • 父の声はジャンジャラというパチンコ屋のにぎやかな音に紛れて聞きづらい。 阿川佐和子『走って、ころんで、さあ大変』より引用
  • 女性に足が痛くなるかは聞けても尻が痛くなるか聞きづらいのは、世の不思議の一つだと思いました。 入間人間『電波女と青春男 第03巻』より引用
  • 治療を続けていく上で、どうしても知りたいことがあったが、治療効果があがっていない現状では、担当医には聞きづらかった。 畠中恵『百万の手』より引用
  • 実際、父親の話す声はくぐもって、居酒屋の喧噪の中ではひどく聞きづらかった。 重松清『カカシの夏休み』より引用
  • 洋行した男が、二口目には「あちらでは」を振り廻す、たしかに聞きづらい。 岸田国士『島国的僻見』より引用
  • ド・ラ・モール嬢は一瞬たりとも自分に対する義務をのがれることなく、あんな聞きづらい言葉を彼にむかって言ってやったのだが、それも十分熱考した言葉だったので、冷静になって思いかえしたときでさえ真実と思われるほどだった。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • ただ、英語とも日本語ともつかぬのは、聞きづらい。 城山三郎『勇者は語らず』より引用
  • 歌唱指導の先生には細かいことまでは聞きづらいということもあり、初出の曲では多くのメンバーが遠藤に音程を確認していたという。
  • 自分に自信があるせいで、なかなか聞きづらい。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅵ』より引用
  • 大半のレコードは、ザーザーという騒音が入って聞きづらかった。 ドウス昌代『東京ローズ』より引用
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