聞えるような気

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  • 彼女の死んだ魂がしきりに私を呼んでいる声が聞えるような気がした。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • そして私にはあの船長の声がその合唱の中で歌っているのが聞えるような気がした。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • その人の姿が目に見え、その人の声が聞えるような気がしてね。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • ぼくには彼が喉を鳴らしているのが聞えるような気がした。 イネス/大門一男訳『蒼い氷壁』より引用
  • 扉に耳を当てたカークは乱れた荒い息使いが聞えるような気がした。 ジェイムズ・ブリッシュ『01 宇宙大作戦 No1』より引用
  • 緊張した沈黙、ニッキーには自分の心臓の鼓動まで聞えるような気がした。 モーム/田中西二郎訳『幸福』より引用
  • 頭をうつむけるとピーター卿には、その水の流れが聞えるような気がした。 セイヤーズ/小山内徹訳『ピーター卿乗り出す』より引用
  • 人が歌っているのを聞くと、どろにまみれた軍靴ぐんかの音が聞えるような気がした。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • ある時は右に、ある時は左に、たえずなにか聞えるような気がするのだった。 モーパッサン/新庄嘉章『ある女の告白』より引用
  • いつでも階段にあの人の足音が聞えるような気がします。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 立ち止って耳を澄すと、岩角に突裂される雲の音が聞えるような気がする。 吉江喬松『木曽御嶽の両面』より引用
  • 子供が泣いていはしないかと気になりますと、泣き声が聞えるような気がしますわ。 武者小路実篤『愛慾・その妹』より引用
  • そう言った父の声が、いまなお耳に聞えるような気がします。 三浦綾子『病めるときも』より引用
  • それから別の扉が開かれ、また、ごく低い声だが何か話している声が聞えるような気がするのだ。 モーパッサン/新庄嘉章『ある女の告白』より引用
  • 彼はその声がまた聞えるような気がして身を震わした。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • そんなことを考えたりしていると、耳に彼女の救いをよぶ声が聞えるような気がする。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • それなら行かなければよいようなものだが、彼の耳には坂の上から十五番の少年が自分を呼んでいる声が聞えるような気がする。 井上ひさし『四十一番の少年』より引用
  • ある時は右の方に、またある時は左の方に、絶えず何かしら聞えるような気がした。 モーパッサン・ギ・ド『親ごころ』より引用
  • 彼にはその羽ばたきの音まで聞えるような気がした。 山本有三『路傍の石』より引用
  • 手紙の行間から友人の訴えが聞えるような気がした。 遠藤周作『口笛をふく時』より引用
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