聞えるかと思う

6 の用例 (0.00 秒)
  • 直きそばのように聞えるかと思うと、又そうでないようにもある。 森鴎外『心中』より引用
  • それは明神跡を中心として、西に聞えるかと思うと、また東に聞えることもある。 岡本綺堂『こま犬』より引用
  • しんみりしたような話し声が時々聞えるかと思うと、お銀の笑い声などがれて来た。 徳田秋声『黴』より引用
  • 南にあたって聞えるかと思うと、また北にも聞えるというわけで、探険隊もその方角を聞き定めるのに迷ってしまうというのだ。 岡本綺堂『こま犬』より引用
  • 何の音かはしらぬが、カーンカンと金物を打つ鋭い音が冴々と聞えるかと思うと、またザザザーッと物をぶちまけるような高圧蒸気の音がするのであった。 海野十三『深夜の市長』より引用
  • 「苗やい、苗やい、朝顔の苗やい、玉蜀黍とうもろこしの苗やい、胡瓜きゅうりの苗やい」と売り歩く声が聞えるかと思うと、病院の前とも知らず「ひび凍傷しもやけ、赤ぎれの妙薬」と呼んで売りに来る。 渡辺淳一『花埋み』より引用