者の利害

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  • 現在の支配者の利害は、全人民の幸福と利害と一体ではないのである。 宮本百合子『私たちの建設』より引用
  • それぞれ微妙な違いはあっても、根底では三者の利害は一致している。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • またワークシェアリングは既得権者の利害が衝突し同意が難しくなる。
  • 一つは「実質的意義の会社法」で会社の利害関係者の利害調整を行う法のことを指す。
  • だが、それは関係者の利害が一致する場合だけだ。 佐竹一彦『挙動不審者』より引用
  • 二人の生活のはじめのうちしか続かないただ一つのことを除いては、助言者の利害は夫の利害と完全に一致しているのである。 スタンダール/白井浩司訳『恋愛論』より引用
  • このような形で患者と医療者の利害が一致し、無駄な医療が行われなくなると同時に、最適な医療を行う能力が医療者に求められる仕組みとなる事が期待されている。
  • この事件には、それらの関係者の利害、主張が明確に現われており、その展開も極めてダイナミックな政治過程だったからである。 草野厚『証券恐慌――山一事件と日銀特融』より引用
  • 明治支配者の利害を共にするために天皇の一家も大地主となり、大財閥に勝るとも劣らない大資本家となった。 宮本百合子『私たちの建設』より引用
  • 歴史はわれわれに実例を以て真に多数者の利害の上に立った文化を建設して行くためには、その基礎となる生産関係の解決問題と共に、進歩的なインテリゲンチアの協力がいかに必要であるかということをよく示している。 宮本百合子『今日の文化の諸問題』より引用
  • この民生主義は社会主義、共産主義でもあるが、孫文は資本家と労働者の利害は調整することが可能であると述べながら、社会全体の経済的利益を調和させることを主張する。
  • 「実質的意義の会社法」が持つ特徴は、利害関係者の利害調整を主な目的として会社の組織・運営について定めたルールという点である。
  • 彼等は一九四五年八月以来、公職から追放された政治的・軍事的有力者の利害を結集して裏面に反動的支配勢力を組織した。 宮本百合子『今日の日本の文化問題』より引用
  • この制度では患者と医療者の利害が一致しておらず、利害の溝を埋める事は医療者の人格と能力に全て任せられていた。
  • 殺人事件でも不動産関係の財産が絡んでいる場合、こういう役所で被害者の利害関係を調べることがある。 樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』より引用
  • しかし、制度が生まれ、そこに関係者の利害が複雑にからみ、その調整役を政治家が引き受けるようになるにつれて、制度がこのうえない政治資金の源泉になることを田中は発見していったに違いない。 水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』より引用
  • 財産統合は各市町村内において有力者の利害関係や集落間の強弱関係が錯綜することから当初はなかなか進展しなかったが、日露戦争終了後の各市町村の財政窮乏を期に、明治後期から大正、昭和戦前期にかけて強力に進められるようになった。
  • 一方、複数の史料同士が相互に矛盾している場合は、単なる事実誤認・勘違いによるものなのか、それぞれの記述者の利害関係によるものか、思想的な背景があるのか、など様々な面から検討を行ったうえで、史料を総合的に判断することになる。
  • 古い純文学は、現実生活から特殊な文学的世界へ遊離してしまっていた薄弱さから旧特権とともに崩壊し、過去の大衆文学は特権者の利害のために無智におかれ従属におかれていたこれまでの民衆生活をふりすてると共に多数の人々にとって慰安のたねにもならなくなって来た筈なのである。 宮本百合子『商売は道によってかしこし』より引用
  • 交通事故などで加害者、被害者の利害対立の中に入って、死体所見から真実を引き出し、公正な判断をするなど、いわば医学的裁判官のような役割もしているのである。 上野正彦『死体は生きている』より引用
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