美辞麗句を連ね

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  • 彼は徐々に調子を上げていき、やがて歌うように、美辞麗句を連ねてみせた。 イネス/池央耿訳『孤独なスキーヤー』より引用
  • 人を推薦する際には美辞麗句を連ねず、自分より賢明であると言うばかりであった。
  • 美辞麗句びじれいくつらねた口上こうじょうがここまできたとき、自分でばかばかしくなりました。 ジョーンズ『ハウルの動く城02 アブダラと空飛ぶ絨毯』より引用
  • 戦争開始とともに、各国の作家たちが偏狭な愛国主義にとらわれ、戦争に感激して美辞麗句を連ねたのに対し、ヘッセははじめからはっきりと反戦的な態度を表明した。 ヘッセ/岩淵達治訳『車輪の下』より引用
  • 誓いと嘘でいっぱいの、みごとな美辞麗句を連ねた手紙を書いては、家庭の平和を乱さないと同時に、父親からも文句を言われない、世界一の方法を思いついたと信じ込めるわけだし。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(上)』より引用
  • ぼくの番になったら、美辞麗句れいくを連ね、あなたに認められようと思っていたのに、はずかしがり屋のぼくは、口のなかで、もぐもぐ、せいと名前を言ったら、もうおしまいでした。 田中英光『オリンポスの果実』より引用
  • だが中身にはいっさい触れようとせず、美辞麗句を連ねてマイクロコンピューターの素晴らしさを謳い上げたり、表に現われている機能だけを気まぐれにつまみ食いしたような記事ばかりが増えるのが気になった。 富田倫生『パソコン創世記』より引用
  • などなどと、美辞麗句びじれいくを連ねている。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • 荷風は、すでに「新帰朝者日記」のなかで、「美辞麗句を連ねて微妙の思想を現はす事」を虚偽だとか、遊戯だとかいっていやしんだ当時の自然主義を嘲笑して、文学の真髄は、「虚偽と遊戯」の二つよりほかはないと断じて、次のようにつづけている。 臼井吉見『大正文学史』より引用