縷縷

全て 副詞
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  • 五両の金ぐらいに文句は言うはずがないといっても、富蔵にその金をやってしまえば、善右衛門はやはりるいに縷縷るる言いわけをしなければならないだろう。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用
  • 三人は笑いながら二人の方を見たとき、パリ党の方は固めた右の拳の角で卓を叩きつつ、フランスには昔から地下に隠してある金塊の額は計り知れぬという説明を縷縷として述べていた。 横光利一『旅愁』より引用
  • たまに訪れた故郷の有様や移変や人情について縷縷として尽きるところがなかつた。 室生犀星『故郷を辞す』より引用
  • 道場の手間も安い、と明石は、その手間の安いわけを縷縷るる述べ立てている。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(下)』より引用
  • 惣兵衛は縷縷るる弁解しながら、まめに足をはこんで清左衛門を商人町の裏通りにみちびいて行った。 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』より引用
  • 以上、「ハードSF」の定義について縷縷と述べてきたが、SFの定義は各人によって様々であり、一意的に定義するのは不可能である。
  • 当アルバムのジャケット写真は蜷川実花の撮影によるもので、写真が撮影された際の衣装は、TOKYO IDOL FESTIVAL 2013出演用に縷縷夢兎の東佳苗が製作したものとなっている。
  • そんなときに、社員ではないけれども、志功は敢然と出席して、荘重森厳に延延と続く名曲を、残らず真正面から受けとめ、瞑目して棒を振る指揮者のような陶酔と興奮の表情を示し、總一郎の解説と音楽談議にも深く耳を傾けたうえで、いまの音楽と解説に対する自分の感想と意見を、縷縷るる切切と申し述べるのである。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』より引用