縁どおい

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  • 彼は背すじをのばし、恐怖に縁どおい姿で士官たちに正対した。 田中芳樹『銀河英雄伝説 07 怒濤編』より引用
  • それよりも大きな、社会的な問題に没頭ぼつとうしておられますし、普通ふつうの感情とはちょっと縁どおいかたです。 ドイル『プライオリ学校』より引用
  • つねの俊敏さとは縁どおい重い動作であり、発せられた声も生気と弾性を欠いていた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 07 怒濤編』より引用
  • 地球ちきゅうにいたときには、とおとおい空のかなたにある、手のとどかないえんどおいほしが、ここでは、にわかにしたしみのあるものに思われてきました。 ロフティング『ドリトル先生物語08巻 ドリトル先生 月へゆく』より引用
  • 自分の境遇にたいする救いを宗教に求めるという考えは、自分の教育されてきた宗教をこれまでについぞ一度も疑ったことがなかったにもかかわらず、アレクセイ・アレクサーンドロヴィッチその人のなかに救いを求めると同様に、彼女には縁どおいことであった。 トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(中)』より引用
  • 正々堂々とはおよそ縁どおい手練手管てれんてくだ、はたまたわが長剣は役にもたたん。 R・E・ハワード『大帝王コナン』より引用
  • ワーレンは公私混同や未練とは縁どおい男であったが、遠く帝国本土に残してきたわが子のことも気にかかる。 田中芳樹『銀河英雄伝説 10 落日篇』より引用
  • グレゴールが通り抜けられるのにじゅうぶんな通路を作ってやればよかったのだろうが、そうした思いつきもいまの混乱した父親には、むろん縁どおいこころみだった。 カフカ/川崎芳隆訳『変身』より引用
  • そうなると、太平洋というそのおだやかな名は、およそ縁どおいものとなり、硝煙しょうえんと、破壊した艦隊の漂流物ひょうりゅうぶつと、そしておびただしい血と油とが、太平洋一杯を埋めつくすだろう。 海野十三『幽霊船の秘密』より引用
  • 花瓶はちょっとえんどおいが、水甕みずがめだって時計だってすぐ新しく買い込まにゃならぬ。 海野十三『時限爆弾奇譚』より引用
  • このスカパフロー湾は、相手国たる独国の海軍根拠地こんきょちウィルヘルムスハーフェンを去ること実に五百六十マイル遠隔えんかくの地にあり、独国軍艦にお目にかかるのには、外野席以上の遠方えんぽうの地点で、これほど縁どおいところはない。 海野十三『沈没男』より引用