緊張を強いる

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  • 東京での一人暮らしは、知らず知らず緊張を強いるものであったのだろう。 原田宗典『はたらく青年』より引用
  • ただし、自らに極度の緊張を強いるわけで、数分もすると神経が焼き切れそうになる。 千葉暁『アルス・マグナ3 大いなる秘法 碧眼の女神』より引用
  • 筋肉を流れる弱電流でコードを組む行為は、肉体に極度の緊張を強いる。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第01巻』より引用
  • タイトルとは裏腹に、出演者には極度の緊張を強いる企画である。
  • 自分に束縛と緊張を強いることによって、初めて自分を支え得る典型的な日本人だった。 角田房子『甘粕大尉 ―増補改訂』より引用
  • スタジオ・ドラマは、脚本家と演出家にとって、毎回が一つの勝負であるための緊張を強いるものだ。 小林信彦『ビートルズの優しい夜』より引用
  • まわり中警察官だらけという状況は、後ろ暗いところが全くない人間にさえ、緊張を強いるものである。 貴志祐介『硝子のハンマー』より引用
  • 挑戦的というか、それだけ聴衆に息をつめさせ、緊張を強いる演奏だったということだった。 宇神幸男『消えたオーケストラ』より引用
  • その歌が長くつづけばつづくほど、ムリエラにはそれだけはげしい緊張を強いることになる。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
  • 非合理的なものは極力排除し、生存のための環境を一から人工的に構築していかなければならなかった「故郷」の事情は、人に緊張を強いる一方、その生をどこか間延びしたものに変えた。 福井晴敏『∀ガンダム(上)』より引用
  • だが、一方アジア系の人々にとって、パレードはいまだに新しい緊張を強いる行事だ。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • 鹿之助にくっついて、もう何度か訪ねてきている屋敷ではあるが、三矢庄六にとっては、六百五十石の大身の屋敷も、その家の主人も未だに緊張を強いる存在であるらしかった。 藤沢周平『風の果て(上)』より引用
  • 単純な出入国ならば、だまって鑑札を示して、行く方向に身体からだを向けておけば、ことが足りるのだが、この場合のように、ちょっと出て、また帰ってくるという意思を伝えなければならない時は、ブラバに緊張きんちょうを強いる。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 03 ガロウ・ラン・サイン』より引用
  • しかし止まっている場合でもじっと休んでいるわけでなく、いろいろな力がつりあったために静止しているだけにすぎず、身体に極度の緊張を強いることで、内面から湧き上がる迫力や気合を表出させようとする特色も持っている。
  • 一般には過剰な残酷描写をもってユーザーにアピールする残酷ゲームというジャンルも存在するが、ホラーゲームでは恐怖心によってユーザーに緊張を強いるものであり、古典ホラー作品に見られる「未知の物」や「隠された謎」のほうが重要視される傾向があり、むしろ残酷な描写は避けられる傾向が見られる。
  • そして、永易は、中国留学を終えて再び、自分に異常な緊張を強いる同性愛者のグループ、アカーが出したニュースレターを読んだ。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • たとえば「忠義」のなかで板倉修理は尖端恐怖症にとりつかれ、蒔絵の蔓や葉の浮彫りや、象牙の箸や青銅の火箸の尖のとがったのや、畳の縁の角や天井の四隅が、刃物をみつめるときのように不安と緊張を強いるようになる。 吉本隆明『悲劇の解読』より引用