続続

全て 副詞
27 の用例 (0.00 秒)
  • 僕はその時話の次手ついでにもう続続罹災民ぞくぞくりさいみんは東京を去つてゐると云ふ話をした。 芥川竜之介『大正十二年九月一日の大震に際して』より引用
  • 羅堂のアトリエからは続続と作品が産み出され、その多くが賞の対象となった。 泡坂妻夫『蔭桔梗』より引用
  • このようなことから話はますます一致して進んでいくと、手ぐるように共通の知人が三人の間から続続と現れた。 横光利一『旅愁』より引用
  • 数十人の社員たちが、緊張した面持で、続続と集まってくる。 源氏鶏太『天上大風』より引用
  • この間に続続として避難の男女が西し東した。 北原白秋『竹林生活』より引用
  • 孫四郎は新蔵との立ち話の間に続続と下城して行く男たちを見ながら腕を組んだが、ふと思いあたることがあって聞いた。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用
  • 阻止され、移動中の無防備な部隊は続続と来援する敵に包囲され、全滅していたはずだ。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 09 九州撤退戦・下』より引用
  • まず、警察の交通課の車が到着し、地元消防団や青年団が集合し、それに混って報道関係者や野次馬が続続と現われた。 泡坂妻夫『亜愛一郎の逃亡 (亜愛一郎シリーズ3)』より引用
  • すると、そのマッチ一箇の値段の中から意外にも複雑なヨーロッパの傷痕しょうこんが続続と露出して来た。 横光利一『厨房日記』より引用
  • 付近の者も続続と避難して来た。 田中貢太郎『死体の匂い』より引用
  • 世界をあげての人間性の復活に際して、人間性を消滅させたこの人類論法の袋の中から、まだ幾多の土産物が続続とくり拡げられてくることだろう。 横光利一『夜の靴』より引用
  • 街角には踊りに準えるバンドの杭の打ち込まれる音が聞える一方に、フランスの各県から集って来た労働者の団体が三十万四十万と、檻のようなパリの中へ続続くり込んで来ていた。 横光利一『旅愁』より引用
  • しかし日日の暮らしの窮迫はそれでも防ぎ切れずに、やがて雪も消えはじめようという春先になって続続と餓死する者が出た。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(下)』より引用
  • 以来京都、江戸で、尊皇攘夷の志士、関係者と見られている者が続続逮捕され、獄につながれていた。 藤沢周平『回天の門』より引用
  • 帰途かへりに大陸ホテルの前を過ぎると丁度ちやうど今の季節に流行はやる大夜会の退散ひけらしく、盛装した貴婦人のむれ続続ぞくぞくと自動車や馬車に乗る所であつた。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 夜が更けるに従つて沢山たくさんの人が続続ぞくぞく歌つた。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 東野は大過なく役を勤めて二年前に帰国し、家督を倅にゆずって隠居したのだが、最近になって御納戸の帳簿に続続と不審な点が見つかった。 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』より引用
  • 魯文は露店へ立ったままで筆を執って「鯰の老松」という戯文と下画を書き、ちょうど来合わした狂斎という画工に下画のままの画を描かして渡したところが、これが非常に売れて、他の書肆からも続続注文が来たので、五六日の間に四五十枚の草稿を書いたのであった。 田中貢太郎『死体の匂い』より引用
  • ところが当日の夜、民芸協会同人に対する感謝と送別の宴ということになった会場の三杉楼には、およそ五、六十人の人が続続と集まって来た。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • その後からまた左翼、右翼と、続続とつづいて通るあわただしい夜のカルチェ・ラタンである。 横光利一『旅愁』より引用
  • 次へ »