終生忘れ得

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  • 自分の卒業式に感動するのは勿論でありますが、今日の卒業式から受けた感動は終生忘れ得られないものであります。 岸田国士『夢と実現の能力』より引用
  • 一年前のその日は、俺たちにとって一年時の入学式と同じくらい、終生忘れ得ぬ日であることは間違まちがいなかった。 谷川流『涼宮ハルヒの驚愕(後)』より引用
  • それも十日足らずの短い期間であったが、伊藤にとっては終生忘れ得ぬ旅であったことは言うまでもない。 中川靖造『海軍技術研究所』より引用
  • 兄玄機に対する秀三郎の畏敬の念は、深い悲しみと共に、終生忘れ得ないものとなった。 古川薫『花冠の志士小説久坂玄瑞』より引用
  • 初恋や、受験勉強の日々やと同じ、終生忘れ得ぬ体験である。 五味康祐『西方の音』より引用
  • 「花ざかり」は私の青春の夢をこの絵の中に託したもので、私にとって終生忘れ得られぬ一作であります。 上村松園『作画について』より引用
  • 彼はかくして、終生忘れ得ぬほど強く悪癖の恐ろしさなるものの印象を、私たちの胸に残すことに成功したのである。 なだいなだ『クレージイ・ドクターの回想』より引用
  • 一度味わったら、終生忘れ得られるものではない。 佐藤垢石『ザザ虫の佃煮』より引用
  • もうこの小四郎には終生忘れ得ぬあの世の人じゃ。 半村良『産霊山秘録 上の巻』より引用
  • くらべるものもないあの清澄な音色を吹雪の中で聞いたものは、恐らく終生忘れ得ぬ響をその胸にたたみこんだであらう。 森田たま『もめん随筆』より引用
  • かの露国人パレイエフの率ゐる蝙蝠座の公演を一度観たものは、その印象を終生忘れ得ず、かゝる趣向が、如何なる天才の頭脳から生まれたかを知りたく思ふのである。 岸田国士『空襲時に於ける興行非常対策について』より引用
  • また、過日はわざわざ当家へお立ち寄りくださり、枕辺に置く香炉までいただきましたこと、まことにありがたく、終生忘れ得ぬ気持ちにございます。 荒俣宏『帝都物語2』より引用