終生変わること

11 の用例 (0.00 秒)
  • その時以来、彼女はもうお前に対してただの女にすぎないばかりか、終生変わることのない仇敵にすらなった。 サド/澁澤龍彦訳『美徳の不幸』より引用
  • もともと現代音楽の前衛的な側面には否定的な態度で臨んでいたが、弟子には「12音で与えられた編成で、限界まで自分の音で書いて来い」と命じるなど、西洋音楽の伝統への敬意は終生変わることはなかった。
  • しかも当時、コンピュータによる複雑な構造計算を頼むことの出来ない時代にあって、実験模型も作らずに構造力学的センスと直観だけでこれを行い、以後基本的に、簡単な手計算と実物大モデルの試行錯誤から得られた経験的勘によって行うキャンデラの設計スタイルは、終生変わることがなかった。
  • 彼はロマン派音楽の中でも古典的な理想を掲げており、フェリックス・メンデルスゾーンやロベルト・シューマン、友人でありライバルでもあったヨハネス・ブラームスへの尊敬は終生変わることがなかった。
  • 権兵衛は結婚の際、「一夫一婦は国法の定むる処なれば誓ってこれに背かざること」「一家に属することはすべて妻の責任に任す」など七ヵ条の誓約書を書いて、この後も終生変わることのなかった彼女への愛情を示している。
  • 務臺の長嶋への不信感は終生変わることはなく、長嶋の巨人復帰は務臺が存命中はタブーであった。
  • リルケは一時ロダンの私設秘書になり各地でロダンについての講演旅行なども行なっており、その後誤解がもとで不和となったものの、リルケのロダンに対する尊敬は終生変わることがなかった。
  • 元マルクス主義者、主義からの転向者と呼ばれることが多いが、シュティルナーの「創造的虚無」を自己の思考の根底に据えることは、終生変わることがなかった。
  • ミンタはまた、メーベルの親友かつ熱烈な擁護者でもあり、1930年にメーベルが急死するまでその関係についても終生変わることはなかった。
  • しかしヤスパース自身の精神医学に対する関心は終生変わることはなく、処女作『精神病理学総論』の分量を大幅に増やし、改訂版第4版として公刊したのは第二次世界大戦後である。
  • この伊福部と今井の師弟関係は終生変わることなく、2006年の伊福部の逝去まで続き、2月14日、東京・桐ヶ谷斎場で執り行なわれた伊福部の告別式では、松村禎三とともに葬儀委員長を務めた。