終日終夜

41 の用例 (0.00 秒)
  • 彼は馬に乗って終日終夜野を行くに疲れた事のない男である。 夏目漱石『幻影の盾』より引用
  • で前に言いました通り茶と酒は終日終夜絶間なく飲むのです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • デ前にいいましたとおり、茶と酒は終日終夜、絶え間なく飲むのです。 河口慧海『チベット旅行記(下)』より引用
  • その下で、Q川は隣接するS川と終日終夜分水界の争奪に孜々としてゐた。 横光利一『静かなる羅列』より引用
  • 軍隊では、俺の個人は団体のなかに解消せられて、終日終夜、他人と混淆していた。 豊島与志雄『渡舟場』より引用
  • 終日終夜、湯を掘つてゐる、その音が不眠の枕にひゞいて、頭がいたんできた。 種田山頭火『行乞記』より引用
  • 天地は暗黒に包まれ、雨の音は終日終夜、ごうごうと山野を鳴らした。 藤沢周平『回天の門』より引用
  • 時計の針の数回転以内に、秋の祝福された取入れ時に大きな血の印を押すことになっていた終日終夜の戦慄せんりつすべき虐殺は、十万年前のことであるかのように彼の知らないところであった。 ディケンズ/本多顕彰訳『二都物語(下)』より引用
  • それが終日終夜、いつ果てるともなく続いたのである。 神西清『少年』より引用
  • 彼は終日終夜その男のそばで過ごし、ほとんど寝食を忘れて、刑人の霊のために神を祈り、また自分の霊のためにその刑人を祈った。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • その時長井は自分で風呂のまきいてみて、実際の消費高と帳面づらの消費高との差違から調べにかかったが、終日終夜この事だけに精魂を打ち込んだ結果は、約一カ月内に立派な方法を立て得るに至った。 夏目漱石『それから』より引用
  • その時長井は自分で風呂ふろまきいてみて、実際の消費高と帳面づらの消費高との差違から調べにかかったが、終日終夜このことだけに精魂を打ち込んだ結果は、約一か月内に立派な方法を立てうるに至った。 夏目漱石『それから』より引用
  • 彼女は、二階の三角の部屋へ引き込み、終日終夜、身動きもせず寢てゐることがあつた。 下村千秋『天国の記録』より引用
  • 窓は高くて外は見えず終日終夜面壁の修業です。 石川三四郎『浪』より引用
  • 貞淑な王妃を除いた他の殉死者の悲痛な叫喚は、終日終夜、秋風のままに宮のうえを吹き流れた。 横光利一『日輪』より引用
  • かくてわれらは終日終夜、話しもせず、食いもせず、飲みもせず、脚と腰をねじ曲げることと、それに伴なう運動と反動のすべてのうちに過ごした。 佐藤正彰訳『千一夜物語 09』より引用
  • 毎年平均二十四日間南西の強風が終日終夜吹き続き、したがって一日に六インチから七インチ砂丘が移動するものとの仮定に立てば、一年間には百六十フィート移動し、廃墟の地点から砂漠の現在の南端に達するには一千年を要する計算になる。 ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』より引用
  • 其時長井は自分で風呂のまきを焚いてて、実際の消費だかと帳面づらの消費だかとの差違から調しらべにかゝつたが、終日終夜この事丈に精魂を打ち込んだ結果は、約一ヶ月内に立派な方法を立て得るに至つた。 夏目漱石『それから』より引用
  • いま本島ほんとう主人公しゆじんこうなる櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさ健康けんこうまでもなく、此頃このごろではほとん終日終夜しうじつしうやを、秘密造船所ひみつぞうせんじよなかおくつてる。 押川春浪『海島冒険奇譚 海底軍艦』より引用
  • 終日終夜、机と首っ引をして、兀々こつこつ出精しゅっせいしながら、さいと自分を安らかに養うほどの働きもない。 夏目漱石『野分』より引用
  • 次へ »